福 明子(ふく あきこ、1957年7月21日[1]-2015年7月[2])は、日本の童話作家。

人物・来歴

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神奈川県生まれ。横浜国立大学教育学部卒。小学校教員となる。2002年『墓―書人刈屋翔山の顛末』によりさきがけ文学賞(正賞)受賞[3]。2009年の『ジンとばあちゃんとだんごの木』で第20回ひろすけ童話賞受賞、2010年の『天風の吹くとき』で第57回青少年読書感想文コンクール小学校高学年の部の課題図書選定[4]

著書

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  • 『花咲かじっちゃん』ふりやかよこ 絵. ひくまの出版, 1996.11
  • 『墓 :書人刈屋翔山の顛末』健友館, 2002.10
  • 『ジンとばあちゃんとだんごの木』ふりやかよこ 絵. あるまじろ書房, 2009.2
  • 『天風(てんかぜ)の吹くとき』小泉るみ子絵. 国土社, 2010.7
  • 『ちっこばぁばの泣いた夜』ふりやかよこ 絵. 新日本出版社, 2012.1
  • 『ポテトサラダ』(ジュニア文学館) 江頭路子 絵. 学研教育出版, 2012.7
  • 『母ちゃんのもと』 (ホップステップキッズ! ふりやかよこ 絵. そうえん社, 2013.2
  • 『ころげ月』ふりやかよこ 絵. 新日本出版社, 2015.3
  • 『まぼろし写真館』 (キッズ文学館) 小泉るみ子 絵. 学研教育出版, 2015.5

脚注

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  1. ^ 『文藝年鑑』2016
  2. ^ 「福先生」の思いに触れて がん闘病で童話や詩創作(神奈川新聞)”. 神奈川新聞電子版 (2016年6月20日). 2022年2月17日閲覧。
  3. ^ 『墓 :書人刈屋翔山の顛末』
  4. ^ 『まぼろし写真館』

関連項目

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