秘密の扉
この記事の主題はウィキペディアにおける独立記事作成の目安を満たしていないおそれがあります。 (2015年5月) |
『秘密の扉』(ひみつのとびら)は、1976年4月1日から同年9月30日までNET系列局で放送されていたNETテレビ(現・テレビ朝日)製作のクイズ番組である。放送時間は毎週木曜 19:30 - 20:00 (日本標準時)。
秘密の扉 | |
---|---|
ジャンル | クイズ番組 |
出演者 |
高島忠夫 麻生良方 酒井和歌子 山内賢 |
製作 | |
制作 | NETテレビ |
放送 | |
放送国・地域 | 日本 |
放送期間 | 1976年4月1日 - 1976年9月30日 |
放送時間 | 木曜 19:30 - 20:00 |
放送分 | 30分 |
概要
編集特定の人物・事物・グループなどの秘密をクイズの題材にしていた番組[1]。問題となるものがスタジオゲート(扉)から登場する際、人物であればゲートの電飾が赤色に、事物であれば緑色に、グループやその他のものであれば青色になる演出があった[1]。
司会は高島忠夫が務めていた[1]。レギュラー解答者は麻生良方[2]、酒井和歌子、山内賢[3]の3人で、ほかに毎回1人のゲストが解答者を務めていた[1]。その中で5代目月の家圓鏡(後の8代目橘家圓蔵)がセミレギュラー格で数回出演していた[4]。
解答は挙手で行っていたほか、自信を持って答えられる問題に対しては解答者席のボタンを押し、席から司会の高島を模した「高島人形」を出して答えることもできた。挙手で解答した場合には正答できても入る点数は1点だが、高島人形を出して正答できた場合には2点を貰えた。しかし不正解だと「ミジメ」となり、その解答者は解答権を失って後ろを向くことになった。
前番組まで番組スポンサーだったロート製薬が降板したこともありスポンサーを初めから探さなくてはならなかった。
番組セット
編集三つの扉を囲むのは大理石風のセット。扉はラワン材製で、大理石風の建物は発泡スチロール製。電飾はネオン管を使用。「ギィーッ」という重々しい音は効果音を使用した。セット全体の高さは4m10cm、幅8m20cm、扉の厚みは約20cm。このセットを手掛けたNET制作局美術部のアートディレクターによれば「神秘さを出すために、モダンに出来ている今の扉の逆を行ってクラシック調にした」ということで、その費用はネオン管を使った装置に約150万円、大理石風の建物に約250万円、その他の経費を含めたら約500万円したという[5]。
参考資料
編集- ^ a b c d 朝日新聞 1976年4月1日朝刊テレビ欄 本番組の紹介記事より。
- ^ 1972年の衆議院解散までは東京1区選出の民社党の衆議院議員だった。第33回衆議院議員総選挙に落選後政治評論家に転身した。番組終了後、同年の第34回衆議院総選挙で同じ東京1区から無所属で立候補しトップ当選で返り咲いた。
- ^ 同時期には、『ごちそうさま』(日本テレビ)で高島と共演した。山内は毎週金曜の「さすらいの食いしん坊」の初代レポーターを務めグルメリポーターの草分け的存在だった。
- ^ 参考:週刊TVガイド 1976年4月2日号~1976年10月1日号
- ^ 週刊TVガイド 1976年4月2日号 p.26「春の新番組詳報!!・『“扉”の代金しめて五百万円ナリ!!』」
NET系列 木曜19:30枠 | ||
---|---|---|
前番組 | 番組名 | 次番組 |
木曜スター対抗戦
(1975年10月2日 - 1976年3月25日) |
秘密の扉
(1976年4月1日 - 1976年9月30日) |
スターチャレンジ!!
(1976年10月7日 - 1977年3月31日) |