一一四号魚雷艇
艦歴
建造
起工
進水
竣工 1940年
その後 1942年5月捕獲
終戦前に戦没
除籍
要目
排水量 40トン
全長 20.00m
全幅 4.00m
吃水 1.10m
機関 ソーニクロフト式ガソリンエンジン3基
3軸、1,800馬力
速力 39.0ノット
航続距離
燃料 ガソリン
乗員
兵装 45cm魚雷落射機2基[1]
13mm機銃1挺[2]

一一四号魚雷艇(114ごうぎょらいてい)は日本海軍の捕獲魚雷艇

フィリピン海軍の所属艇で1940年(昭和15年)にイギリス・ソーニクロフト社で竣工した「QIII」。木製船体で速力39ノットを誇った。日本海軍が1942年(昭和17年)5月にフィリピン・キャビテ軍港で着底しているのを捕獲、第103工作部により1943年(昭和18年)4月に整備完成、同方面で使用された。大戦末期に戦没したと言われている[3]

参考文献 編集

  • 中川努「日本海軍特務艦船史」
世界の艦船 増刊第47集』(海人社、1997年3月号増刊、第522集)

脚注 編集

  1. ^ 『世界の艦船』による。
  2. ^ 『日本補助艦艇物語』による。『世界の艦船』によると13mm機銃2挺。
  3. ^ 『世界の艦船 日本海軍特務艦船史』p50。

関連項目 編集