聴覚障害者等による電話の利用の円滑化に関する法律
日本の法律
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聴覚障害者等による電話の利用の円滑化に関する法律(令和2年6月12日法律第53号)は[1]、2020年12月1日に施行された電話リレーサービスに関する日本の法律である[2]。以下の記述において条番号の記載は、この法律の条番号を意味する。
聴覚障害者等による電話の利用の円滑化に関する法律 | |
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日本の法令 | |
通称・略称 |
聴覚障害者電話利用円滑化法 聴覚障害者等電話利用円滑化法 電話リレー法 |
種類 | 行政手続法 |
効力 | 現行法 |
成立 | 令和2年6月5日 |
公布 | 令和2年6月12日 |
施行 | 令和2年12月1日 |
所管 | 総務省 |
条文リンク | 聴覚障害者等による電話の利用の円滑化に関する法律 - e-Gov法令検索 |
目的 編集
電話が即時に隔地者間の意思疎通を行う手段として重要な役割を担っていることに鑑み、聴覚障害者等による電話の利用の円滑化に関し、国等の責務、総務大臣による基本方針の策定、電話リレーサービス提供機関の指定、電話リレーサービスの提供の業務に要する費用に充てるための交付金の交付等について定めることにより、聴覚障害者等の自立した日常生活及び社会生活の確保に寄与し、もって公共の福祉の増進に資すること(第1条)。
定義 編集
電話リレーサービスの提供 編集
公共インフラとしての電話リレーサービスを適正かつ確実に提供することができる者を、総務大臣が「電話リレーサービス提供機関」として指定する(第8条第1項)。この指定は、1に限ることになっており、一般財団法人日本財団電話リレーサービスが2021年1月に指定されている。
また、電話リレーサービスの費用は、電話サービスを提供する電話提供事業者の負担金が充てられている。令和4年度において電話リレーサービスの費用は、16億14百万円で、電話番号1件につき年6円の負担金になっている[3]
脚注 編集
- ^ 聴覚障害者等による電話の利用の円滑化に関する法律 - 国立国会図書館 日本法令索引
- ^ “電話リレーサービスとは”. nftrs.or.jp. 日本財団電話リレーサービス (2021年5月23日). 2022年12月10日閲覧。
- ^ “令和4年度における電話リレーサービス制度に係る交付金の額及び交付方法の認可並びに負担金の額及び徴収方法の認可について”. 一般社団法人電気通信事業者協会. 2022年12月11日閲覧。
外部リンク 編集
“電話リレーサービス”. 総務省. 2022-12-120閲覧。