英英辞典
英語の見出し語に英語で解説を付けた辞典
概要
編集英英辞典は英語話者にとっての国語辞典であるが、英語圏に属さない日本においては外国人学習者向け英英辞典 (monolingual learner's dictionary) をさすことが多い。学習者向け英英辞典は語釈(語の定義)に用いる単語を易しいものに制限したり、語法やコロケーションの記述に重点を置くなど、英語を母語としない外国人でも理解しやすいように工夫されている。研究社の新英英辞典のような日本で作られたものも一部存在するが、それらはマイナーな存在であり、大部分は欧米で制作されている商品に日本で外箱や付録の小冊子を付けただけのものである。
主な母語話者向け英英辞典
編集- オックスフォード英語辞典 (OED)
- オックスフォード英英辞典 (ODE)
- アメリカ英語辞典 (DAE)
主な学習者向け英英辞典
編集- オックスフォード現代英英辞典 (OALD)
- ロングマン現代英英辞典 (LDOCE)
- ロングマン現代アメリカ英語辞典 (LAAD)
- コリンズ・コウビルド英英辞典 (CCAD)
- マクミラン英英辞典 (MEDAL)
- ケンブリッジ英英辞典[1] (CALD)
- ウェブスター現代英英辞典
脚注・参考文献
編集脚注
編集- ^ “CambridgeLearner's Dictionary”. Cambridge University Press. 2022年7月26日閲覧。
参考文献
編集- 岩崎研究会 編『英語辞書の比較と分析 第1集』研究社、1981年。doi:10.11501/12580710 。
- 岩崎研究会 編『英語辞書の比較と分析 第2集』研究社、1981年。doi:10.11501/12580711 。
- 岩崎研究会 編『英語辞書の比較と分析 第3集』研究社、1989年。doi:10.11501/12580712 。
- 岩崎研究会 編『英語辞書の比較と分析 第2集』研究社、1981年。doi:10.11501/12580711 。
関連項目
編集外部リンク
編集- “ELEXIS – European Lexicographic Infrastructure” (英語). 2024年5月6日閲覧。