建水
茶道具
(茶こぼしから転送)
建水(けんすい)とは、茶道具の一つで、茶碗を清めたり温めたりしたときに使った湯や水を捨てるために使うもの[1]。「こぼし」とも言う[1]。材質は陶器、磁器、曲物(木地物)、唐銅や
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/7/7f/Aichi_Prefectural_Ceramic_Museum_%2844a%29.jpg/220px-Aichi_Prefectural_Ceramic_Museum_%2844a%29.jpg)
茶道(抹茶)の場合
編集茶道における基本的な使い方は以下の通りである。流派や手前の仕方によって順序には変動がある。
煎茶道の場合
編集煎茶道では「湯こぼし」とも言われる。材質は金属器が多い。形状は筒型の物が多い。
抹茶用の物との相違点としては、口の部分に蓋のような水切りが付いていることが多い点が挙げられる。ただし流派によっては、抹茶(茶道)用の建水をそのまま使用する流派もある。
脚注
編集- ^ a b “おでかけ前にチェック!基本の作法・マナー”. 石川県. 2019年9月4日閲覧。