菅裕明
研究者
菅 裕明（すが ひろあき、1963年2月21日 - ）は、日本の工学者、教育者、実業家、東京大学大学院理学系研究科教授、岡山大学エグゼクティブアドバイザー。バイオベンチャー企業「ペプチドリーム」創業者で社外取締役。日本のケミカルバイオロジー、進化分子工学で活躍する学者である。
| 人物情報 | |
|---|---|
| 生誕 |
1963年2月21日（60歳） 日本・岡山県岡山市 |
| 国籍 | 日本 |
| 出身校 | 岡山大学 |
| 学問 | |
| 研究分野 | 有機化学 |
| 研究機関 |
岡山大学 ローザンヌ大学 マサチューセッツ工科大学 マサチューセッツ総合病院 ハーバード大学 ニューヨーク州立大学バッファロー校 東京大学 |
| 学位 | Ph.D. |
| 称号 |
東京大学教授 岡山大学エグゼクティブアドバイザー ペプチドリーム社外取締役など |
| 主な業績 | 特殊ペプチドの研究と事業化 |
| 影響を 受けた人物 |
正宗悟 ジャック・W・ショスタク |
| 影響を 与えた人物 | 窪田規一 |
| 主な受賞歴 |
日本学術会議会長賞 |
| 公式サイト | |
| 東京大学大学院理学系研究科化学専攻生物有機化学教室（菅研究室）ホームページ | |
概説編集
岡山市出身。岡山大学を卒業後渡米。マサチューセッツ工科大学大学院（化学科）で正宗悟に師事[1]、Ph.D.を取得後、マサチューセッツ総合病院分子生物学科・ショスタク研究室にて博士研究員[1]。 主な研究は、人工リボザイム、分子進化、遺伝暗号改変、細菌クオラムセンシング。 2006年、東京大学発バイオベンチャーであるペプチドリーム株式会社の設立に参画。同社は、菅の全ての特許技術の使用権を有している。
略歴編集
- 1986年 岡山大学工学部工業化学科卒業 学士
- 1989年 岡山大学工学部精密応用化学科卒業 修士
- 1994年 マサチューセッツ工科大学化学科卒業 Ph.D.[2]
- 1994年 米国マサチューセッツ総合病院、ハーバード大学医学部 博士研究員
- 1997年 ニューヨーク州立大学バッファロー校化学科Assistant Professor[2]
- 2002年 ニューヨーク州立大学バッファロー校化学科Associate Professor[2]
- 2003年 東京大学先端科学技術研究センター 助教授[2]
- 2005年 東京大学先端科学技術研究センター 教授[2]
- 2010年 同大学大学院理学系研究科 教授
- 2018年 岡山大学エグゼクティブアドバイザー（兼務）
- 2020年 日本学術会議会員[3]
- 2022年 内閣府総合科学技術・イノベーション会議議員[4]
- 2022年 日本化学会会長[5]
受賞編集
関連項目 編集
出典編集
- ^ a b 村上裕 (2004年10月19日). “教授 菅裕明（ページ1）”. 東京大学先端科学技術研究センター. 2012年1月21日閲覧。
- ^ a b c d e 村上裕 (2004年10月19日). “教授 菅裕明（ページ2）”. 東京大学先端科学技術研究センター. 2012年1月21日閲覧。
- ^ 会員・連携会員等日本学術会議
- ^ 第7号 令和4年2月8日（火曜日）衆議院
- ^ “公益社団法人日本化学会 | 新着情報 | 【お知らせ】日本化学会の2022年度役員について”. www.chemistry.or.jp. 2022年6月3日閲覧。
- ^ a b c d e f “菅裕明 Hiroaki Suga”. Chem-Station. 2017年7月25日閲覧。
外部リンク編集
|
|
|