蕭普達(しょう ふたつ、? - 1044年)は、遼(契丹)の軍人。字は弾隠。
統和初年、南院承旨となった。開泰6年(1017年)、烏古部節度使として出向した。開泰7年(1018年)、敵烈部の乱を討って平定し、烏古敵烈部都監に転じた。敵烈部の騎兵を派遣して北阻卜の名馬を得て聖宗に献上した。太平10年(1030年)、乙室部大王となった。重熙初年、烏古敵烈部都詳穏に転じ、諸民族を討って功績を挙げた。
重熙13年(1044年)5月、西南面招討使として西夏を攻撃したが、流れ矢に当たって戦没した。重熙14年(1045年)6月、同中書門下平章事の位を追贈された。