藤原 影(ふじわら の かげ、生没年不詳)は、奈良時代女官朝臣位階正五位上。名前はとも表記される[1]

生涯

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淳仁朝天平宝字2年(758年)8月、天皇の即位時の叙位により、粟田諸姉とともに無位より従五位下に叙される。称徳朝においては昇進せず、不遇を託つが、光仁朝宝亀2年(771年)正月、橘真都我とともに正五位下を授けられる。同年11月、女官として大嘗祭に奉仕したことにより、正五位上に昇叙している[1]

その後の事績は不明である。

官歴

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続日本紀』による

脚注

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  1. ^ a b 『続日本紀』巻第三十一、光仁天皇 宝亀2年11月28日条

参考文献

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