藤原 暹(ふじわら のぼる、1933年10月11日 - 2009年7月14日)は、日本思想史学者

広島県広島市出身。岡山県立矢掛高等学校卒、1958年東北大学文学部卒、広島電波工業高等学校教諭、1962年広島県修道中学校教諭、1964年東北大学文学部日本思想史研究室助手、1965年東北大学大学院文学研究科日本思想史入学、1970年博士課程満期退学、ノートルダム清心女子大学国文科助教授、1980年岩手大学人文社会科学部教授、1997年学部長、1999年定年退官、名誉教授。没後従四位瑞宝中綬章受勲[1]

著書

編集
  • 『江戸時代における「科学的自然観」の研究』富士短期大学出版部 1966
  • 『日本近世思想の研究』法律文化社 1971
  • 鶴峯戊申の基礎的研究』桜楓社 1973
  • 『日本生活思想史序説』ぺりかん社 1982
  • 『日本における庶民的自立論の形成と展開』ぺりかん社 1986
  • 『幕末・開化期の思想史研究』岩田書院 (発売) 1997
編著
  • 『日本生活思想研究』正続 編 生活思想研究会 1989-1990

論文

編集
  1. ^ 日本学研究会、『現代日本人名録』