藤原 有年(ふじわら の ありとし)は、平安時代中期の貴族大納言藤原定国の子。官位従四位上左馬頭

 
藤原 有年
時代 平安時代中期
生誕 不詳
死没 不詳
官位 従四位上左馬頭
主君 朱雀天皇村上天皇
氏族 藤原北家高藤流
父母 父:藤原定国、母:藤原有実の娘
兄弟 有雅有述有清有好有年、和香子、有逸有用有風
不詳
春光藤原兼通
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経歴 編集

朱雀朝末に左兵衛佐を務める。

村上朝初頭の天慶9年(946年右近衛少将に任ぜられ、翌天慶10年(947年悦子女王伊勢斎王に卜定されると、その伝達のために有年は悦子女王の父である中務卿重明親王の邸宅に派遣されている[1]

その後、村上朝末に左馬頭を務め、位階従四位上に至った。

官歴 編集

系譜 編集

尊卑分脈』による。

脚注 編集

  1. ^ 『日本紀略』天暦元年2月26日条
  2. ^ 『九暦』
  3. ^ 『近衛府補任』
  4. ^ 『西宮記』
  5. ^ 『小右記』長和3年5月17日条
  6. ^ 『尊卑分脈』

参考文献 編集