藤島 正敏(ふじしま まさとし、1936年11月3日 - 2005年7月25日[1])は日本の医学者九州大学名誉教授。高血圧の研究で知られる。

経歴 編集

福岡県出身。1955年福岡県立修猷館高等学校卒業[2]。1961年九州大学医学部卒業。虎の門病院にて実地修練ののち、1962年4月九州大学医学部第2内科(勝木司馬之助教授)に入局し、大学院に入学。1966年4月大学院を修了し、助手となる。

1967年9月から1970年9月にかけて米国に留学し、マイアミ大学医学部神経内科で研究。1970年12月公立学校共済組合九州中央病院勤務を経て、1971年4月九州大学助手に復帰。

1979年4月九州大学医学部講師、1982年10月助教授を経て、1984年7月第2内科教授に就任。 1999年4月大学院病態機能内科学教授に転じる。1984年から2001年にかけて久山町研究の総括責任者を務めた。

2000年3月停年退官。退官後は、西日本総合医学研究所所長を務めた。

2005年7月25日、心筋梗塞のため死去[1]

脚注 編集

  1. ^ a b 『現代物故者事典2003~2005』(日外アソシエーツ、2006年)p.521
  2. ^ 『修猷館同窓会名簿 修猷館235年記念』同窓会員133頁

参考文献 編集