超妹大戦シスマゲドン
『超妹大戦シスマゲドン』(ちょうまいたいせんシスマゲドン)は、古橋秀之著のライトノベル作品。雑誌『マジキュー』(エンターブレイン)Vol.15 - 20に掲載された。イラストは内藤隆。
概要
編集操縦者の妹を無敵の超人へと変える「妹コントローラー」を偶然入手した烏山兄妹が、秘密結社〈プリオン〉と特務機関〈COMP〉の戦いへ巻き込まれていく。
全編にわたり「格闘系・オーラ全開型妹」「野獣系・ワイルドパワー型妹」「ガテン系・地底掘削型妹」「呪術系・触手斬撃型妹」「航空系・試作可変型妹」「陸戦系・火力強化型妹」「中華系・人海戦術型妹」などの個性豊かな妹たちが、死闘を繰り広げる。
用語解説
編集主要登場兄妹
編集- 烏山(からすやま)サトル&ソラ
- S-1妹グランプリ決勝戦開始時の妹強度は95万シスター。通称、妹オーラ発電所。得意技はハッスル玉。
- 獅子神(ししがみ)ゲンドウ&エリカ
- 妹強度は100万シスター。数段階にネコミミ獣化する。傷をなめることで治癒を促進するヒーリング能力も持つ。
- ウィリアム&マリア・クレイトン
- 圧倒的数量の小型誘導弾を装備する主力陸戦妹(MBS)。通称、「小さな破壊兵器」もしくは「転ぶ火薬庫」。妹強度は120万シスター。
- トム&キャシィ・ノーマン
- 特務機関〈COMP〉の次期主力型超音速航空妹(スーパーソニックシスター)。人型のガンナーモードから航空機型のファイターモードに変形する可変航空妹。外装を変更することで陸戦にも対応する。妹強度は120万シスター。兄はいわゆる「生きている脳」。
- ジェイムズ・ジェンキンス&イーシャ・ダルシェマ
- 妹強度は92万シスター。ヴィクトリアン・ヨーガ(ヒンドゥー・ボクシング)の使い手。伸縮する手足と高速動作を自在に操るメイドさん。通称、舞踏王。
- ミヒャエル&クララ・ティーガー
- ドイツ最新最強の装甲妹(パンツァー・シュベスター)。キャタピラ式車椅子と8.8センチ戦車砲を装備する。妹強度は115万シスター。
- 御子崎(みこざき)百太郎&ヒミコ
- 妹強度は90万シスター。頭頂部に装着したミニ鳥居から様々な鬼神・妖物を召喚するカンナガラ流召喚術の使い手。兄は背後霊。
- 超梁山と妹武将百八騎
- 一人ひとりが身長2mを超える体躯を甲冑に包み、長大な矛を持った108人の騎馬妹軍団。中でも“超家双璧”と呼ばれる超河・超江の2人は腕利き。
- シルヴィ・サマラン
- 黒い甲冑を着込み、両手剣を武器にする。妹強度は不明(超高速戦闘のため測定機器が対応できなかったため)。
- 海冥寺(かいめいじ)ユウカ
- 秘密結社〈プリオン〉最強の死神妹。通称、デスサイズ。推定妹強度666万。〈プリオン〉の指導者“ビッグ・ブラザー”直属の自立行動型妹。
- 堀ススム&チエミ
- 秘密結社〈プリオン〉のドリル妹。頭部と両腕部のドリルを用いて地中を高速移動する。
- ウーヌム
- 地上最古の妹。角持つ天使。その正体は、総重量10億トンに及ぶシスタリウム結晶体。