遠軽地域
遠軽地域(えんがるちいき)は、北海道のオホーツク総合振興局管内における地域区分の一つである[1][2]。
概要
編集紋別郡遠軽町、湧別町および行政・経済圏が重なる常呂郡佐呂間町の3町(合併前の遠軽町・生田原町・丸瀬布町・白滝村・湧別町・上湧別町・佐呂間町の7町村)を合わせた地域で、「遠軽地区」とも呼ばれる。
遠軽地域の自治体はかつての7町村時代に「遠軽地区町村会」を構成し、「遠軽地区消防組合」、「遠軽地区衛生事業組合」、「遠軽地区伝染病隔離病舎組合」の各一部事務組合を組織。現在も各事務組合を統合した複合一部事務組合「遠軽地区広域組合」を運営するなど結びつきが強い[3]。
また湧別川流域の遠軽町と湧別町の両町域については「遠湧」(えんゆう)の呼称もあり[4]、遠軽町内の旧遠軽町域を示す地域呼称との重複を避けるため、これを佐呂間町を含む遠軽地域の総称とする場合もある。
一方、遠軽地域を「東紋」と呼ぶ例がきわめてまれに見られるが、通常、行政機関や民間団体・企業でこの地域呼称を用いることはない。