針塚古墳(はりづかこふん)は、長野県松本市里山辺にある古墳積石塚)。形状は円墳。長野県指定史跡に指定されている。

針塚古墳
所在地 長野県松本市里山辺3173
位置 北緯36度13分59.20秒 東経138度0分4.63秒 / 北緯36.2331111度 東経138.0012861度 / 36.2331111; 138.0012861座標: 北緯36度13分59.20秒 東経138度0分4.63秒 / 北緯36.2331111度 東経138.0012861度 / 36.2331111; 138.0012861
形状 円墳
規模 直径約20m
出土品 文鏡・鉄斧・鉄鏃ほか
築造時期 5世紀後半
被葬者 不明
史跡 長野県指定史跡「針塚古墳」
地図
針塚古墳の位置(長野県内)
針塚古墳
針塚古墳
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概要 編集

 
出土品
松本市立考古博物館展示。

針塚古墳の所在する松本市山辺の薄川流域には多くの古墳が分布していたが、開発により多くが消失し、針塚古墳が残るのみになった。5世紀後半の積石塚であると推測されており、渡来人との関係が指摘されている。

副葬品として文鏡鉄斧鉄鏃のほか、小刀ガラス玉鉸具(かこ)などが出土している。

文化財 編集

長野県指定文化財 編集

  • 史跡
    • 針塚古墳 - 1997年(平成9年)2月20日指定。

交通アクセス 編集

関連項目 編集

外部リンク 編集

  • 針塚古墳 - 松本市ホームページ
  • 信州考古学探検隊. “針塚古墳”. 遺跡レポート. 信州考古学探検隊. 2016年11月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。