阿左美冷蔵
阿左美冷蔵(あさみれいぞう)は1890年創業の製氷業。1992年阿左美哲男がかき氷店を開始。 現在は埼玉県秩父地方に皆野町金崎の金崎本店、長瀞町長瀞にある宝登山道店の2店舗が存在する[1]。
阿左美冷蔵 金崎本店 | |
本店所在地 |
日本 〒369-1621 埼玉県秩父郡皆野町大字金崎27 |
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設立 | 1890年1月1日 |
業種 | 食料品 |
外部リンク | 公式サイト |
宝登山で作られた天然氷を使用していることが特徴。この天然氷を作るため冬場は、湧き水の源流に近い高野沢地区の麓で氷を育てている[2]。
阿左美冷蔵宝登山道店は、優れた景観作りに貢献したとして2009年度の「彩の国景観賞」を受賞[4]。
阿左美冷蔵の氷は山の腐葉土の層を1〜2か月間かけて通り濾過された伏流水を使用。ミネラルが豊富で、かすかに甘みもある。バブル期に新規開拓計画でゴルフ場の建設が計画されたがこの伏流水を守るため阿左美哲男は農林公社などを奔走し、清流を守りきった[5]。
登場作品
編集- 空の青さを知る人よ - 登場人物がかき氷を食べるスマホ写真が、店名の入った領収証とともに画面に登場する(テロップに「協力」として阿左美冷蔵の名前が挙がっている)。
出典
編集- ^ “秩父・長瀞 関東 春、でかけよう 別刷り特集”. 朝日新聞・朝刊: p. 4. (2013年3月15日)
- ^ “こだわりのかき氷 天然氷のうまみと甘み 埼玉・秩父「阿左美冷蔵」”. 朝日新聞・夕刊: p. 7. (2006年6月28日)
- ^ “皆野・阿左美冷蔵の天然氷 甘みほのか(土を食らう:5) /埼玉”. 朝日新聞・朝刊 : p. 30. (2004年1月7日)
- ^ “[その人+1]「彩の国景観賞」など受賞の1級建築士 大江弘之さん39=埼玉”. 読売新聞・東京朝刊: p. 35. (2011年8月28日)
- ^ “[命うるおう](5)秩父の味 支える伏流水(連載)=埼玉”. 読売新聞・東京朝刊: p. 31. (2012年1月6日)
- 朝日新聞の記事は聞蔵II、読売新聞の記事はヨミダス歴史館で確認。
外部リンク
編集- 阿左美冷蔵・公式Webサイト