陸軍作戦司令部 (フランス陸軍)

地上部隊集団(ちじょうぶたいしゅうだん、: Commandement des Forces TerrestresCFT)は、フランス陸軍の機関のひとつ。フランス陸軍における最高作戦機関であり、司令部はリールに所在する。

概要

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参謀本部の下で分散型組織を形成し全般作戦を統括する。第一段階司令部の活動内容としては、地上部隊の作戦のために準備し組織化される部隊を指定すること、部隊訓練の管理と国際任務への対応、中核的司令部としての機能、司令部内における予備役要員の準備・蓄積などがある。

第一段階司令部の下に第二段階司令部にあたる部隊参謀部(EMF)が4つ設けられている。この部隊参謀部とは師団レベル司令部として任務部隊を構成し、各旅団を指揮する[1]

第三段階司令部は9個戦闘旅団、4個支援旅団、特殊部隊旅団を含む77個が再構成して組織され、この内の80,000名以上が指揮下に治められている。

司令部要員には200名の将校を含む600名と200名の予備役士官が割り当てられている。

歴史

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1998年6月30日に第3軍団を廃止し、新たに地上作戦部隊集団(CFAT)としてリールに司令部を置いて編制された。この地上作戦部隊集団を基にして、2008年7月1日地上部隊集団(CFT)へ改編された。

前身となった地上作戦部隊集団は、隷下に21個の司令部(commandements)を持ち、80個連隊、80,000名の将兵から構成されていた。組織の規模としては軍団レベル(niveau corps d'armée)であると示され、ブザンソンナントマルセイユおよびリモージュの4箇所に師団レベル司令部(commandements de niveau division)が設けられ、師団級任務部隊として各旅団を指揮していた。2016年の陸軍再編でブサンソンの師団レベル司令部は第1機甲師団司令部に改められ、第7機甲旅団、第9海兵軽機甲旅団、第27山岳歩兵旅団およびフランス・ドイツ合同旅団を傘下に置き、マルセイユの師団レベル司令部は第3機甲師団司令部に改められ、第2機甲旅団、6軽機甲旅団および第11落下傘旅団を傘下におく編制となり、第1および第3機械化旅団は解隊された。

部隊

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脚注

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  1. ^ 『軍事研究』2009年11月号P94、「陸上自衛隊」に対する誤認識を糾す、横地光明

外部リンク

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