香野 夫佐子(こうの ふさこ、1916年大正5年〉1月22日 - )は、日本飛込競技選手。1936年ベルリンオリンピックに出場した。

経歴 編集

1916年1月22日、兵庫県に生まれる[1]。今津小学校(現在の西宮市立今津小学校)を卒業し[2]、西宮市立西宮高等女学校(現在の西宮市立西宮高等学校)に入学する[1]。在学中は甲子園プールで飛込競技の練習に励み[2]1933年第9回日本選手権水泳競技大会では飛板飛込・高飛込の両方で準優勝、1934年第10回日本選手権水泳競技大会では飛板飛込・高飛込の両方で優勝し[1]、技に磨きがかかっていることを伺わせた[2]。更に1935年第11回日本選手権水泳競技大会1936年第12回日本選手権水泳競技大会でも飛板飛込で優勝している[3]1936年ベルリンオリンピックの飛込競技日本代表として出場し、8月12日の飛板飛込で70.27点を獲得し8位[4]8月13日の高飛込で30.24点を獲得し6位となった[5]

脚注 編集

  1. ^ a b c 毎日新聞社 編『毎日年鑑 1935』1934年、353ページ
  2. ^ a b c 文部省 編「人物を中心とした体育・スポ-ツ郷土史-10-兵庫県」『文部時報 = The monthly journal of Monbusho 』(1201) ぎょうせい、1977年6月 91ページ
  3. ^ Fusako Kono Olympedia(2023年8月3日閲覧)
  4. ^ Springboard, Women Olympedia(2023年8月3日閲覧)
  5. ^ Platform, Women Olympedia(2023年8月3日閲覧)