高井 幸三(たかい こうぞう、1856年安政3年11月[1][2]) - 1937年昭和12年)2月19日[2])は、日本政治家衆議院議員(2期)。

経歴 編集

摂津国島上郡(のち大阪府三島郡如是村→高槻町、現・高槻市)生まれ[1]漢籍を学ぶ。東五百住村(のち如是村)外四ヶ村戸長、如是村長、所得税調査委員、徴兵参事員、茨木銀行、高槻貯蓄銀行、大阪農工銀行取締役、真宗生命保険(株)専務取締役となる[2]

1890年第1回衆議院議員総選挙において大阪5区から無所属で立候補するが次点で落選した[3]1892年第2回衆議院議員総選挙で近畿倶楽部から再び立候補して初当選した[4]1894年3月の第3回衆議院議員総選挙では国民協会から立候補して再選した[5]。同年9月の第4回衆議院議員総選挙では国民協会から立候補したが落選した[6]。衆議院議員は2期務めた。1937年に死去した。

脚注 編集

  1. ^ a b 衆議院 編『総選挙衆議院議員略歴 第1回乃至第20回』衆議院事務局、1940年、261頁。NDLJP:1278238 
  2. ^ a b c 『議会制度百年史 - 衆議院議員名鑑』369頁。
  3. ^ 『衆議院名鑑 第1回・1890年~第34回・1976年総選挙』4頁。
  4. ^ 『衆議院名鑑 第1回・1890年~第34回・1976年総選挙』10頁。
  5. ^ 『衆議院名鑑 第1回・1890年~第34回・1976年総選挙』15頁。
  6. ^ 『衆議院名鑑 第1回・1890年~第34回・1976年総選挙』22頁。

参考文献 編集

  • 『総選挙衆議院議員略歴 第1回乃至第20回』衆議院事務局、1940年。
  • 日本国政調査会編『衆議院名鑑 第1回・1890年~第34回・1976年総選挙』国政出版室、1977年。
  • 衆議院・参議院『議会制度百年史 - 衆議院議員名鑑』大蔵省印刷局、1990年。