高野町の歌」(こうやちょうのうた)は、和歌山県伊都郡高野町が制定した町歌である。作詞・佐藤春夫、作曲・信時潔

高野町の歌

市歌の対象
高野町

作詞 佐藤春夫
作曲 信時潔
採用時期 1949年
言語 日本語
テンプレートを表示

解説 編集

1949年(昭和24年)に高野町の町制20周年を記念して制定された。1934年(昭和9年)制定の「海南市歌」が海南市の新設合併により2005年(平成17年)に廃止されて以降は、県内の現行市町村歌として最古の楽曲となっている。

作詞は懸賞募集に拠らず詩人で県内新宮市出身の佐藤春夫に、作曲は東京音楽学校講師で仏教讃歌「みほとけは」などの作品がある信時潔にそれぞれ依頼された。信時の作曲による旋律は「金剛流御詠歌に近似した壮厳な曲」と評されている[1]

毎年6月に高野山で開催される「青葉まつり」では「弘法大師奉讃歌」他の楽曲と併せて町歌が演奏されており[2]、町内の防災無線では正午を知らせる時報に町歌が使われている。

出典 編集

  1. ^ 『高野山時報』第1517号(1958年9月), p5 都築紅山「雲上大演奏会をきいて」。
  2. ^ “散華輝き「讃仏歌」流れ♪心癒す高野山・青葉まつり”. 橋本新聞. (2016年6月16日). https://hashimoto-news.com/news/2016/06/16/36067/ 2023年7月22日閲覧。 

関連項目 編集

外部リンク 編集