鶴見隆史(つるみ たかふみ、1948年 - )は、日本医師石川県出身。現鶴見クリニック院長。

経歴 編集

金沢医科大学を卒業後、浜松医科大学に研修医として勤務する。西洋医学の対症療法的な施術に疑問を抱き、東洋医学(中医学)や鍼灸筋診断法食養法などを学ぶ。

1990年代後半からアメリカ合衆国の酵素栄養学者(Dr.ママドゥ、Dr.ヒューラー)らと交流し、酵素栄養学を修得。帰国後は東京都中央区にて鶴見クリニックを開業し、西洋医学と東洋医学、酵素栄養学を統合した患者優位の「病気治し医療」に取り組んでいる。

主張 編集

「人の寿命は酵素で決まる」とし、酵素のムダを抑えることで健康な生活が送れると主張している。 食事は加熱料理だけは避け、半分は生で食べること、発酵食品や生野菜、生の果物を豊富に取ることを提唱している。また、生野菜の中でもとりわけスプラウトの摂食をすすめており、特にブロッコリースプラウトがん予防効果に注目し、書籍の出版も行っている。

著書 編集

  • 『健康上常識のウソに騙されず長生きするための88の知恵』 かざひの文庫 2014年7月
  • 『断食でがんは治る』双葉社 2013年8月
  • 『腸は酵素で強くなる!』 青春出版社 2013年8月
  • 『「酵素」の謎』 祥伝社 2013年3月
  • 『代謝を上げると健康になる』 マキノ出版 2010年7月
  • 『いまつらい病気は酵素不足が原因だった』 主婦の友社 2009年11月
  • 『「酵素」が体の疲れをとる! 』 青春出版社 2009年4月
  • 『スプラウトひとつまみ健康法』 幻冬舎 2009年4月
  • 『真実のガン治しの秘訣』 中央アート出版 2008年5月
  • 『酵素で腸年齢が若くなる!』 青春出版社 2008年4月
  • 『「酵素」が病気にならない体をつくる! 』 青春出版社 2007年3月
  • 『長生きの決め手は「酵素」にあった』 河出書房新社 2007年1月
  • 『病院では教えてくれない健康の常識』 ぶんか社 2006年12月
  • 『最強の福音! スーパー酵素医療』 グスコー出版 2003年10月
  • 『現代版 食物養生法』 評言社 2002年8月
  • 『ガンに克つ代替医療の本命』 評言社 2001年12月

[医療監修]

  • 『病気にならない「酵素食」レシピ』 青春出版社 2009年10月

関連項目 編集

外部リンク 編集