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黒田弘子

日本の歴史学者、女性史研究家

黒田 弘子(くろだ ひろこ、1943年(昭和18年) - )は、日本の歴史学者。本姓伊藤。

目次

来歴編集

栃木県烏山町生まれ。1966年早稲田大学第一文学部卒業、1977年東京教育大学大学院文学研究科博士課程満期退学。1987年「中世惣村史の構造」で筑波大学文学博士[1]

著書編集

  • 黒田弘子「解体期の農村社会: 中世後期における池水灌漑と惣村 : 紀伊国粉河寺領東村」『解体期の農村社会と支配』津田秀夫、校倉書房〈歴史科学叢書〉、1978年。NCID BN01120025
  • 黒田弘子「鎌倉後期における池築造と惣村の成立 : 紀伊国粉河寺領東村」『近世国家の成立過程』津田秀夫、島田次郎; 磯貝富士男; 新行紀一; 中丸和伯; 西村圭子; 所理喜夫; 丑木幸男; 小沢浩; 工藤睦男; 横山十四男; 竹内誠 (執筆)、塙書房、1982年。NCID BN0034731X
  • 黒田弘子「中世後期の池水潅漑をめぐって--小山靖憲氏の批判に答えて」『歴史評論』第401号、校倉書房、1983年9月、 2-28, 65、 ISSN 0386-8907NAID 40003833210/
  • 黒田弘子「千代鶴姫伝承と庄司氏 : 中世後期の高野山と鞆淵荘の土豪」『荘園制と中世社会』竹内理三先生喜寿記念論文集刊行会; 竹内理三、東京堂出版〈竹内理三先生喜寿記念論文集〉、1984年。NCID BN00342495
  • 池享、黒田弘子「中世史部会--市村高男「中世後期における都市と権力」, 田村憲美「畿内中世村落の"領域"と百姓」 (1985年度歴史学研究会大会報告批判)」『歴史学研究』第549号、青木書店、1985年12月、 42-45頁、 ISSN 0386-9237NAID 40003818001
  • 中世惣村史の構造 (Thesis). 筑波大学.. (1987年). NAID 500000059269 
  • 『中世惣村史の構造』吉川弘文館〈戊午叢書〉、1985年。[2] 博士論文の改題
  • 黒田 弘子「逃散を,〈女の視座〉からみる : 女性史と歴史学」『日本史学集録』第13巻、1991年、 1-13頁、 ISSN 0913-7203
  • 黒田弘子「人物でたどる日本荘園史」、東京堂出版、1990年。
  • 黒田 弘子「百姓の注文を読む (Reading Peasant Testimonies from Medieval Japan)」『經濟學論纂』第35巻第4号、1994年、 11-40頁、 ISSN 0453-4778
  • 永井路子、西村汎子、黒田弘子「歴史学と歴史小説のあいだ」『歴史評論』第530号、校倉書房、1994年6月、 1-20頁、 ISSN 03868907NAID 40003834930 歴史学とマスメディア — 史実とフィクションのあいだ <特集> (歴史学と歴史小説)
  • 『ミミヲキリハナヲソギ 片仮名書百姓申状論』吉川弘文館〈中世史研究選書〉、1995年。[3][4]
  • 『政治と女性』黒田弘子; 長野ひろ子; 総合女性史研究会、吉川弘文館〈日本女性史論集〉、1997年。NCID BA33069811
  • 黒田弘子「中世の逃散と女性」『女性と運動』桜井由幾; 早川紀代、勝浦令子; 伊藤忠士; 保坂智; 石月静恵; 岡田洋司; 田中寿美子; 岡山女性史研究会; 小山伊基子; 鹿野政直; 鈴木裕子; 静岡大学教育学部歴史学研究会; 黒川美富子; 伊藤康子; 総合女性史研究会、吉川弘文館〈日本女性史論集〉、1998年。NCID BA36476367
  • 黒田弘子「「退座規定」と中世女性」『家族の諸相』永原和子(解説); 佐々木潤之介 (ほか・編集委員)、南部昇; 吉田孝; 高橋秀樹; 蔵持重裕; 鎌田浩; 大口勇次郎; 金津日出美; 宇野正道; 伊賀光屋; 落合恵美子、吉川弘文館〈日本家族史論集〉、2002年。NCID BA58201806
  • 『女性からみた中世社会と法 (Mediaeval Society; Law from a Female Standpoint)』校倉書房〈歴史科学叢書〉、2002年。NCID BA55820222[5][6][7]
  • 黒田弘子「湯浅尼 : 武士団と阿氐河荘」『日本中世史の再発見』峰岸純夫、峰岸純夫; 石田晴男; 市村高男; 坂田聡; 高橋秀樹 et.al、吉川弘文館、2003年。NCID BA62059221
  • 黒田弘子「講演 中世史とジエンダー (第7回歴史学入門講座)」『宮城歴史科学研究』第57号、宮城歴史科学研究会、2005年6月、 1-26頁、 ISSN 0389-3227NAID 40006815340
  • 金子幸子; 黒田弘子; 菅野則子; 義江明子『日本女性史大辞典』吉川弘文館、2008年。NCID BA84073474
  • 黒田弘子「日本中世社会秩序と暴力 : 武士団とジェンダー」『暴力と戦争』加藤千香子; 細谷実、明石書店〈ジェンダー史叢書〉、2009年。NCID BA91716042
  • 黒田弘子「新刊紹介 野村育世著・石井勉絵『絵本 日本女性史1 原始・古代・中世』」『総合女性史研究』第28号、総合女性史研究会、新座、2011年3月、 100-102頁。
  • 黒田 弘子、鈴木 哲雄、峰岸 純夫、黒田 弘子「御成敗式目四二条論」『日本歴史』日本歴史学会〈座談会 日本史の論点・争点〉、2013年9月、2-23頁。[8]

共編編集

  • 『日本女性史論集 家と女性』片倉比佐子共編、吉川弘文館、1997年。
  • 『エスニシティ・ジェンダーからみる日本の歴史 (History of Japan through Ethnicity, Gender)』長野ひろ子共編、吉川弘文館、2002年。[9]
  • 『日本女性史大辞典』金子幸子菅野則子義江明子共編、吉川弘文館、2008年。
  • 黒田弘子「文字のジェンダーと女房奉書」『女性官僚の歴史 : 古代女官から現代キャリアまで』総合女性史学会; 黒田弘子; 早川紀代; 義江明子、伊集院葉子; 栗山圭子; 湯川敏治; 久保貴子; 柳谷慶子; 宇野勝子; 金子幸子; 竹信三恵子 [共編]、吉川弘文館、2013年。NCID BB13869390

脚注編集

出典編集

  1. ^ 黒田 1987.
  2. ^ 久留島 典子「黒田弘子著『中世惣村史の構造』, 吉川弘文館, 1985-3刊, A5, 348頁, 4000円」『史學雜誌』第94巻第12号、1985年12月20日、 1957-1958頁、 ISSN 0018-2478
  3. ^ 薗部 寿樹「黒田弘子著 『ミミヲキリハナヲソギ : 片仮名書百姓申状論』中世史研究叢書, 吉川弘文館, 1995-3刊, 四六, 354頁, 3502円」『史學雜誌』第104巻第10号、1995年10月20日、 1791-1792頁、 ISSN 0018-2478
  4. ^ 樋口 州男「黒田弘子著,『ミミヲキリハナヲソギ片仮名書百姓申状論』, (吉川弘文館、1995年3月、342頁、3502 (本体3400) 円)」『社會經濟史學』第62巻第2号、1996年7月25日、 235-237頁、 ISSN 0038-0113
  5. ^ 海老澤 美基「書評と紹介 黒田弘子著『女性からみた中世社会と法』」『日本歴史』第657号、吉川弘文館、2003年2月、 114-116頁、 ISSN 0386-9164
  6. ^ 田村 憲美「書評 黒田弘子著『女性からみた中世社会と法』」『総合女性史研究』第20号、総合女性史研究会、2003年3月、 54-57頁。
  7. ^ 林 薫「黒田弘子著『女性からみた中世社会と法』(鳥海靖先生古稀記念号)」『中央史学』第27巻、2004年3月、 158-159頁、 ISSN 0388-9440
  8. ^ 「書評 黒田弘子・鈴木哲雄・峰岸純夫・遠藤基郎・清水克行著「座談会 日本史の論点・争点 御成敗式目四二条論」」『法制史研究 : 法制史學會年報』第64号、法制史學會、東京、2014年、 323-326頁、 ISSN 0441-2508
  9. ^ 豊福 裕子「黒田弘子・長野ひろ子編, エスニシティ・ジェンダーからみる日本の歴史, 吉川弘文館, 2002年6月, 340頁, 本体3,200円+税」『女性学評論』第17巻、2003年3月31日、 143-150頁、 ISSN 0913-6630

外部リンク編集