チェコ国鉄
路線番号145
路線総延長25 km
軌間1435 mm

チェコ国鉄145号線、別名ソコロフ〜クラスリツェ線(チェコ語:Železniční trať Sokolov–Kraslice)は、チェコ国鉄の鉄道線の名称である。

1876年、ブシチェフラド鉄道の路線としてソコロフ~クラスリツェ郊外駅間が開業した。残りの区間は、1886年にかけて開業した。チェコとドイツの国境を越える路線である。

運行形態 編集

普通 編集

  • (カルロヴィヴァリ - ) ソコロフ - クラスリツェ ( - メールトイアー/ツヴィッカウ)  ※GW Train Regio社による運行
    1時間に1本の運行だが、午前中は1時間半に1本程度の運行となる。うち3.5往復に限り、メールトイアー、ツヴィッカウ方面に直通する。土曜・休日に限り、2往復が140号線に乗入れ、ソコロフ~カルロヴィ・ヴァリ下駅間を延長運転する。この列車は、北側もメールトイアー発着となる。
    過去の運行形態
    2015年以前は、ソコロフ - ツヴィッカウの直通列車が中心で、概ね1時間に1本の運行であった。
    2015年末に、半数程度がクラスリツェ止まり、残り半数がメールトイアー直通となった。
    2019年末に、午前中が1時間半に1本程度の本数に削減された他、メールトイアー方面への直通が一日3.5往復に削減された。
    2021年末に、メールトイアー方面への直通が一日3往復に削減された。
    2024年度より、メールトイアー方面への直通が一日3.5往復に増発された。

  • (カルロヴィヴァリ - ) クラスリツェ - クリンゲンタル - メールトイアー/ツヴィッカウ  ※レンダーバーン社による運行
    1時間に1本の運行。クリンゲンタル以北はドイツ国鉄539号線に直通する。うち3.5往復に限り、ソコロフまで直通する。なお、2024年夏に限り運休する予定。
    過去の運行形態
    2015年以前は、ソコロフ - ツヴィッカウの直通列車が中心であった。
    2015年末に、半数程度がクラスリツェ止まり、残り半数がソコロフ直通となった。
    2019年末に、ソコロフ方面への直通が一日3.5往復に削減された。
    2021年末に、ソコロフ方面への直通が一日3往復に削減された。
    2024年度より、ソコロフ方面への直通が一日3.5往復に増発された。

過去の運行種別 編集

  • 特急「リフリーク(R)」
    土曜・休日のみ、カルロヴィヴァリ下駅 - ソコロフ - クリンゲンタル - ツヴィッカウ間に一日2往復運行していた。途中スヴァタヴァ、オロヴィー、ロタヴァ、クラスリツェに停車していた。
    2017年末に運行を開始したが、2018年末に各駅停車となり、普通に統合された。

駅一覧 編集

以下では、チェコ国鉄145号線の駅と営業キロ、停車列車、接続路線などを一覧表で示す。なお、全て各駅停車である。

  • 種別
    • Os:普通
  • 停車駅
    • 印:全列車停車
    • 印:一部通過
    • 印:一部停車
    • |印:全列車通過
路線名 駅名 駅間営業キロ 累計営業キロ Os 接続路線 所在地
142 ソコロフ駅 - 0.0 140号線(プラハ方面、ヘブ方面) カルロヴィ・ヴァリ州 ソコロフ郡
スヴァタヴァ駅 1.6 1.6  
スヴァタヴァ停留所 1.6 3.2  
ルフ・ナド・スヴァタヴォウ駅 3.2 6.4  
フルジェベニ駅 1.4 7.8  
オロヴィー駅 4.9 12.7  
ロタヴァ駅 5.2 17.9  
クラスリツェ郊外駅 3.5 21.1  
クラスリツェ駅 2.6 23.7  
クラスリツェ・ポド・ヴレケム駅 1.1 24.8  
クリンゲンタル駅 3.3 28.1 ドイツ国鉄539号線(ツヴィッカウ/プラウエン方面) ザクセン州 フォクトラント郡

脚注 編集