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1964年公民権法

米国内において人種差別を禁ずる法律

アメリカ合衆国における1964年公民権法(1964ねんこうみんけんほう)は、同国内において人種差別を禁ずる法律。

1950年代以降にアメリカ国内で活発化した、公民権運動を背景として1964年に合衆国連邦議会で成立した。同法は11条からなり[1][2]、職場、公共施設、連邦から助成金を得る機関、選挙人登録英語版における差別を禁じ、分離教育英語版を禁じている[2]

成立過程編集

アフリカ系アメリカ人選挙権など平等な権利を求める公民権運動が活発化し、これに対抗する警察による暴力によって負傷者を伴う暴動が南部で発生するなどの事態を受け、ジョン・F・ケネディ大統領が1963年2月に強力な新公民権法を制定するよう議会に求めた[1]

下院を通過した後、上院では500回以上の修正案が提出され[1]、当時の最長記録を更新するフィリバスターなどの妨害を南部議員から受けたが[3]、同年11月にケネディに代わって大統領に就任した、人種差別に否定的なリンドン・ジョンソンがこの実現を粘り強く推進し[4]民主党共和党の北部議員による超党派の協力により成立に至った[3]

出典編集

関連項目編集