AlphaTheta

日本のオーディオメーカー

AlphaTheta株式会社(アルファシータ、英語: AlphaTheta Corporation)は、日本オーディオ機器メーカーDJ専用音楽プレーヤー「CDJ」シリーズやDJ専用ミキサー「DJM」シリーズなどでしられる。

AlphaTheta株式会社
AlphaTheta Corporation
種類 株式会社
市場情報 株式未公開
本社所在地 日本の旗 日本
220-0012
神奈川県横浜市西区みなとみらい4-4-5 横浜アイマークプレイス6F
設立 2020年3月18日
(株式会社Dragonfly)[1]
業種 その他製品
法人番号 2010401151827
事業内容 DJ機器の設計、製造および販売ならびにDJ機器関連サービスに関する事業
代表者 代表取締役社長 片岡芳徳
資本金 1億円(2021年6月1日現在)
決算期 12月末日
主要株主 ノーリツ鋼機 99.9%[1]
主要子会社 AlphaTheta EMEA Limited
AlphaTheta Music Americas, Inc.
AlphaTheta (Shanghai) CO., Ltd.
外部リンク https://alphatheta.com/ja/
特記事項:現在の法人は2代目。
初代:AlphaTheta株式会社は2014年8月12日設立。
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神奈川県横浜市西区に本社を置く。ノーリツ鋼機グループの1つ。旧社名はPioneer DJ株式会社(パイオニア ディージェー、: Pioneer DJ Corporation)。2015年3月パイオニア株式会社から事業分離し、発足。

企業概要

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中核になるDJ/CLUB機器事業を中心に、業務用音響事業、音楽制作事業、関連サービス事業を展開している。DJ/CLUB機器は、業界スタンダードとなっているDJプレーヤーやDJミキサーをはじめとしたラインナップを展開している。DJプレーヤーでは、DJの扱うメディアをアナログレコードからCD、データメディアに移行させるなど、DJスタイルを革新してきた。[2]また、フルデジタルミキサーやDJ用エフェクター、パッド付きのDJコントローラーなど、先進的な商品を生み出し業界をリードしている。楽曲制作事業ではグラミー賞受賞のDave Smith氏との協業によるTORAIZ TSP-16を発売、2017年にはアナログ・モノフォニック・シンセサイザーAS-1を発売しその音質の良さで大きな話題となる。 業務用音響機器事業では、米国Gary Stwert Audioとの協業によりCLUBに特化したフロアスピーカーを展開している。2013年より関連サービス事業として、世界中のCLUB/DJ/クラバーをネットワークで繋げるKUVOシステムを展開している。[3]

2020年1月1日付で、商号をPioneer DJ株式会社からAlphaTheta株式会社(初代)へ変更した[4]。2021年6月1日付で、ノーリツ鋼機が設立した株式会社Dragonflyを存続会社として、DragonflyがAlphaTheta(初代)を吸収合併した上でDragonflyの商号をAlphaTheta株式会社(2代)へ変更した[1]

事業内容

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DJ/CLUB機器事業

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  • 1994年に世界初フラットトップ型DJプレーヤー「CDJ-500」を発売、1995年に業界初のBPMカウンター搭載のDJミキサー DJM-500を発売以来、ヘッドホン、スピーカーなどのDJ機器を展開。
  • 2009年にDJパフォーマンスをサポートする楽曲管理ソフトウェアrekordboxを導入し、DJの事前準備、DJプレイ及び履歴管理などの利便性を向上。
  • 2011年にDJコントローラーをラインナップに加え、Seratoとの協業によるDDJ-SX、DDJ-SZなど以降の業界スタンダードとなるヒット商品を投入している。
  • 2014年にプロ用アナログターンテーブル「PLX-1000」を発売した。
  • 2016年には業界スタンダードとなる、CDJ-2000NXS2,DJM-900NXS2, CDJ-TOUR1,DJM-TOUR1を発表。
  • 2017年のWMC(Winter Music Conference)やEDC Japanでは著名DJの殆どが信頼性や音質からCDJ-2000NXS2,DJM-900NXS2を使用している。

業務用音響機器事業

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2013年、大型クラブ用スピーカー"GS-WAVEシリーズ"、PA/モニタースピーカー"XYシリーズ"を導入。 ハリウッドのSOUND, ベルギーのCafe de Anvers、英国Fabric等の著名クラブにもGS-WAVE, XYシリーズの設置が進んでいる。http://pioneerproaudio.com/ja/sound/casestudies/index.html

2016年Powersoft社との協業によるPioneer DJ初のパワードスピーカーXPRSシリーズを発表した。[5]

音楽制作機器事業

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DJパフォーマンスと楽曲製作を同一機器で実現するリミックスステーションRMXシリーズやスタジオモニターのRM、HRMシリーズを展開している。 2016年4月にはシンセサイザー界の重鎮、米国のDave Smith氏との協業によるTORAIZ SP-16を発表。[6]

沿革

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Pioneer DJ→AlphaTheta(初代)

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  • 1994年 - 世界初DJ用プレーヤーCDJ-500/50を発売[7]
  • 1995年 - 4ch DJミキサー DJM-500を発売[8]
  • 2001年 - 世界初スクラッチプレイが可能なCDプレーヤー CDJ-1000を発売[9]
  • 2003年 - 世界初DVDがスクラッチ可能なDVDプレーヤー DVJ-X1を発売[10]
  • 2007年 - 世界初、音と映像の4CHシンクロミックスを可能にするAudio and Video Mixer SVM-1000を発売
  • 2009年 - USB対応のCDJ-2000の発売に合わせ、楽曲管理ソフト rekordboxを導入
  • 2011年 - クラブスタンダードDJミキサーとなるDJM-900NXSを発売
  • 2011年 - DDJ-T1/DDJ-S1を発売し、DJコントローラーをラインナップに追加
  • 2012年 - Wi-Fi接続したスマートフォンから楽曲を転送しDJプレイを楽しめるワイヤレスDJシステム XDJ-AEROを発売
  • 2014年 - プロ用アナログターンテーブルPLX-1000を発売
  • 2015年 - 資産運用会社、コールバーグ・クラビス・ロバーツがパイオニア株式会社より株式の85.05%を取得し、Pioneer DJ株式会社発足[11]
  • 2015年 - DJアプリrekordbox DJを発売、rekordbox DJ専用コントローラー DDJ-RX, DDJ-RZ, DVSミキサー DJM-S9を発売
  • 2016年 - CDJ-2000NXS2, DJM-900NXS2を発売、グラミー賞受賞のDave Smith氏との協業による楽曲制作機器 TORAIZ SP-16を発売
  • 2017年 - Dave Smith氏との協業によるアナログ・モノフォニックシンセサイザー TORAIZ AS-1を発売 
  • 2017年 - rekordbox対応 2ch Mixer DJM-250Mk2を発売
  • 2020年 - 社名をAlphaTheta株式会社に変更し、ノーリツ鋼機傘下へ[12]
  • 2021年 - 株式会社Dragonflyへ吸収合併され、AlphaTheta株式会社(初代)は解散。

AlphaTheta(2代)

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  • 2020年3月18日 - 株式会社Dragonflyとして設立。
  • 2021年6月1日 - AlphaTheta株式会社(初代)を吸収合併した上で、商号をAlphaTheta株式会社(2代)へ変更。

製品

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カテゴリ モデル名
CDJプレーヤー     CDJ-2000NXS2   CDJ-900NXS   CDJ-850 CDJ-350
DJミキサー       DJM-2000NXS   DJM-900NXS2   DJM-850    DJM-750    DJM-450   DJM-250mk2  DJM-S9    DJM-S3 DJM-V10
メディアプレーヤー   XDJ-1000Mk2   XDJ-700 XDJ-RX2 XDJ-R1
DJコントローラー    DDJ-RZX DDJ-RZ DDJ-RX DDJ-RR DDJ-RB  DDJ-SZ2   DDJ-SX2   DDJ-SR   DDJ-SB2 
ヘッドホン       HDJ-2000MK2 HDJ-C70 HDJ-1500 HDJ-700  HRM-7  HRM-6  HRM-5 
ターンテーブル     PLX-1000 PLX-500
モニタースピーカー   S-DJ80X S-DJ60X S-DJ50X RM-07  RM-05  DM-40
rekordbox rekordbox rekordbox dj rekordbox dvs rekordbox Video
GS-WAVE GS-WAVE
XY-Series XY-218S XY-215S XY-118S XY-115S XY-152 XY-122 XY-101 XY-3B アクセサリー DASシリーズ DJCシリーズ

脚注

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外部リンク

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