Artifact(アーティファクト)は、レコメンダシステムを使用して記事を表示する、パーソナライズされたソーシャルニュースアグリゲータアプリである。

Artifact
作者 ケビン・シストロム
マイク・クリーガー
開発元 Nokto, Inc.
初版 2023年1月31日 (14か月前) (2023-01-31)
対応OS iOSAndroid
公式サイト artifact.news
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開発元のNokto, Inc.は2022年3月3日にカリフォルニア州にて外資系企業として設立され、サンフランシスコに本社を置き営業している[1]

概要 編集

機能の多くはTikTokに類似していた[2]。このアプリでは大手報道機関からニッチなトピックに関する小規模のブログまで、厳選された出版社のリストから選ばれた記事のフィードが表示されていた[2]。興味がある記事を選択するとアルゴリズムが調整されるのと同様、このアプリでは今後同様の投稿やストーリーを提供していた[2]

歴史 編集

2023年1月31日、Instagram共同創業者であるケビン・シストロムマイク・クリーガーがArtifactを発表した[3]。チームが1年以上にわたって開発に取り組み、同日にリリースされた[4]。シストロムとクリーガーがInstagramを退社して以降、両者がリリースした最初の製品となる[2]。2023年2月22日にはベータ版が開始された[5]

2024年1月14日、全てのサービスを2月末で終了すると発表した[6]。サービス終了の理由について、シストロムは「コアユーザーに愛されるものを構築してきたが、継続的な投資を正当化できるほど市場機会は大きくないと結論付けた」と説明した[6]。また、コメントや投稿の管理と監視にかなりのリソースが必要であることも撤退の要因であることを述べており、コメントや投稿は同年1月で停止した[6]。ニュース閲覧機能は2月末まで運用された[6]

脚注 編集

  1. ^ California state incorporation filing”. 2023年5月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年1月4日閲覧。
  2. ^ a b c d Instagram’s co-founders launch Artifact, a kind of TikTok for text”. The Verge. Vox Media (2023年1月31日). 2023年11月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年1月4日閲覧。
  3. ^ Instagram共同創設者、AI活用ニュースアプリ「Artifact」を発表--嗜好を学習”. CNET Japan. 朝日インタラクティブ (2023年2月1日). 2023年2月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年1月4日閲覧。
  4. ^ Artifact: Instagram's founders are back with a new app”. CNN Business. CNN (2023年1月31日). 2023年2月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年1月4日閲覧。
  5. ^ Artifact, the AI-powered news app from Instagram’s co-founders, is now open to all”. The Verge. Vox Media (2023年2月22日). 2023年3月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年1月4日閲覧。
  6. ^ a b c d Instagram創業者のAIニュースアプリ「Artifact」、2月で終了”. ITmedia NEWS. ITmedia (2023年1月14日). 2024年1月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年2月13日閲覧。

外部リンク 編集