COME★BACK』(カム バック)は、1987年(昭和62年)4月25日にリリースされた日本のシングルである。メインに細野晴臣を迎えた、President BPM(プレジデント・ビーピーエム)の4枚目のシングルであり、高木完藤原ヒロシのユニットTINNIE PUNXのサードシングルでもある。

COME★BACK
F.O.E. featuring HARUOMI HOSONO with President BPM and SEIKOH ITOHシングル
初出アルバム『HEAVY
A面 COME★BACK
- F.O.E. featuring HOSONOHAROMI with President BPM and SEIKOH ITOH
B面 Cold Getting Down
- M.I.D.
リリース
規格 12インチシングル
録音 1987年
日本の旗 日本
ジャンル ヒップホップ
時間
レーベル BPM
作詞・作曲 SEIKOH ITOH
KAN TAKAGI
TIKADAHARO
HOSONOHAROMI A面
M.I.D. B面
プロデュース TIKADAHARO
近田春夫 年表
Hoo! Ei! Ho!
1986年
COME★BACK
1987年
だからDESIRE
1987年
TINNIE PUNX 年表
Hoo! Ei! Ho!
1986年
COME★BACK
1987年
FAITH, HOPE & CHARITY
1987年
細野晴臣 年表
SEX MACHINE
1986年
COME★BACK
1987年
夜空の誓い
1991年
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概要 編集

本シングルリリースの前年の1986年(昭和61年)、SIXTY RECORDS内にヒップホップレーベル「BPM」を設立、「President BPM」を名乗る近田春夫(作家名はTIKADAHARO)が、同年10月25日のデビューシングル『MASS COMMUNICATION BREAKDOWN』をリリースして以来、正確に2か月周期でシングルを出しつづけ、4枚目にあたるシングルが本シングル『COME★BACK』である。

表題曲『COME★BACK』の背景には、前年1986年3月、細野のヒップホップユニットF.O.E.のアルバム『SEX ENERGY & STAR』のトラックダウンを終えた後、東京・代官山で、細野が雪で足を滑らせ転倒、骨折したという事件があった。1年間の休業後の「カムバック」が同曲のテーマである。本作では、作家としての細野はHOSONOHAROMI名義でクレジットされている。細野がこの後、さまざまなアルバムをリリースするが、1991年(平成3年)のHISのシングル『夜空の誓い』までシングル曲を出すことはなかった[1]

本シングルの音源のうち、表題曲『COME★BACK』に関しては、1987年(昭和62年)6月5日に発売されたBPMレーベルのベスト盤『HEAVY』(LPレコード・CD同時発売)に収録されており、のちに1993年(平成5年)3月24日、シックスティ・ミュージックネットワークからCD再発売されたが、2009年(平成21年)4月現在廃盤である[2]。『Cold Getting Down』に関しては、2009年4月現在、デジタル音源化されていない。

収録曲 編集

Side A 編集

  1. COME★BACK (5分6秒)

Side B 編集

  1. Cold Getting Down
    • 作詞KENNITH ABRAHAMSBOND、作曲・編曲M.I.D.

関連項目 編集

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  1. ^ 細野晴臣公式サイト内の「細野晴臣全音盤列記目録 1969 - 2000」(編纂青野裕慈2006年4月1日)の記述を参照。
  2. ^ #外部リンク内のYahoo! ミュージック「HEAVY」リンク先の記述を参照。

外部リンク 編集