CONTINUE? (漫画)

ひさの瑠珈の漫画

CONTINUE?』(コンティニュー)は、ひさの瑠珈による日本漫画作品。連続形式4コマ漫画となっている。『コミックゲーメスト』(新声社)にて創刊号より[1]1997年2月号(No.44)まで連載された[2]

CONTINUE?
ジャンル 4コマ漫画
漫画
作者 ひさの瑠珈
出版社 新声社
掲載誌 コミックゲーメスト
レーベル ゲーメストコミックス
発表号 創刊号 - 1997年2月号
発表期間 1993年 - 1997年2月10日
巻数 全2巻
テンプレート - ノート
プロジェクト 漫画
ポータル 漫画

内容 編集

ゲーマーな女性たちを主人公にしたオリジナル作品。当初は当時実在したゲームをプレイする場面などが登場したが、やがてキャラクターたちの個性が確立されてからはそういった場面は少なくなり、日常的な場面を中心としたストーリー展開になっていった(ゲーマーをやめたわけではなく、(不特定の)ゲームをプレイしていることだけは度々語られている)。ストーリーは現実の時間進行に合わせて進められたため、雑誌創刊当初の隔月発売時には数回で進級を迎えていた。

登場人物 編集

柊 紗子ひいらぎ たえこ
主人公。ゲームのためなら努力は惜しまない性格。頭の回転が非常に速いが、暑さに非常に弱く、限界を超えると「悪の柊」と呼ばれる暴走人格が現れる。可愛い顔をしているが、言うことは結構きつい。真砂と知り合った時のエピソードが彼女の性格をよく物語っている(真砂の親が土地の買収を柊の親に持ちかけ、たまたま居合わせた幼い柊が「おじさん、そんなハシタ金で人の心が動くと思ってるの?」と言ったのを真砂の親が非常に気に入り、そこから家族ぐるみの付き合いが始まった)。
浜村 真砂はまむら まさご
大企業の社長令嬢で、柊の親友。運動神経と腕力が桁外れに高いが、知力はかなり頼りない。劇中ではその腕力(ときには財力、権力)をもって、時折強引にトラブルを解決する。逆に引き起こすこともある。可愛い顔をしているが、柊と同じく言うことは結構きつい。柊とは逆に寒さに非常に弱く、冬季はコートを数枚重ねないと外出できない。
高校の卒業式では3人もの男性に「君のことが好き『だった』」と告白されており、自身の恋愛運のなさを嘆く場面も。
大貫 一美おおぬき ひとみ
柊の高校時代の担任の音楽教師。ゲーム好きで、柊たちの良き理解者。
小暮 悠香こぐれ ゆか
真砂の同級生。髪を金色に染めており、倫理や常識に外れた行為をたびたび行う。悠香本人にとっては不良行為ではなく、思うままに生きている結果らしい。
後に両親が離婚し、父親である小暮悠一(作中の会話によると、著名な写真家らしい)について、3年間アフリカに行くことになる。
藤沢 卓也ふじさわ たくや
悠香の恋人。あらゆる不幸を呼び寄せてしまう体質を持つ。
悠香との愛は本物であり、小暮悠一氏の写真の大ファンであることも手伝って、彼女と一緒にアフリカに行く道を選んだ。
高村 朝希たかむら ともき
卓也の同級生。ある件で悠香に敵視されている。
杉田 英美すぎた ひでみ
柊の大学の同級生。スローペースな言動で、周りのペースまで崩してしまう。
平野 美由里ひらの みゆり
真砂の大学からの同級生。真砂を一方的にライバル視する。
砂川 和美すなかわ かずみ
真砂の大学からの同級生。美由里とは旧知。関西弁。
教授
柊の大学の教授。世界征服を企み、「悪の柊」を味方に付けるために頑張っている。

書誌情報 編集

  • ひさの瑠珈『CONTINUE?』新声社〈ゲーメストコミックス〉、全2巻
    1. 1995年7月10日発行[3]ISBN 4-88199-182-5
    2. 1997年11月10日発行[4]ISBN 4-88199-401-8

出典 編集

  1. ^ コミックゲーメスト. 1(1)(1)”. 国立国会図書館デジタルコレクション. 2021年5月23日閲覧。
  2. ^ コミックゲーメスト. 5(4)(44)”. 国立国会図書館デジタルコレクション. 2021年5月23日閲覧。
  3. ^ Continue? 1”. 国会図書館サーチ. 2021年5月23日閲覧。
  4. ^ Continue? 2”. 国会図書館サーチ. 2021年5月23日閲覧。