Econometric Society
Econometric Society(計量経済学会)は、計量経済学・統計学・数学に関して、経済理論の向上を図るために設立された国際的学会である。1930年12月29日に発足した。
1933年より刊行しているEconometricaは、計量経済学におけるもっとも重要な専門誌の一つである。
一般会員のほかに投票による終身特別会員制度(Fellow of the Econometric Society)がある。この学会の終身特別会員に選ばれることは大変名誉なことである。ノーベル経済学賞受賞者のほとんどが終身特別会員である。ただし著名な研究業績を残している経済学者であっても、応用経済学者は比較的選ばれにくい傾向がある。
目次
設立編集
1930年12月、経済学者アーヴィング・フィッシャー とノーベル経済学賞受賞者ラグナル・フリッシュによって設立された。アーヴィング・フィッシャーが初代会長を務めた。設立時の会員は以下の通り。
日本人による貢献編集
2009年12月現在、日本人として1年任期の会長を経験したのは以下の3人。
また、2016年9月現在、日本人の存命中の終身特別会員は以下のとおり。
- 雨宮健
- 市村真一
- 市村英彦
- 伊藤隆敏
- 奥野正寛
- 梶井厚志
- 金子守
- 神取道宏
- 北村祐一
- 清滝信宏
- 佐和隆光
- 鈴村興太郎
- 西村和雄
- 根岸隆
- 浜田宏一
- 林文夫
- 平野敬祐
- 松井彰彦
- 松島斉
- 松山公紀
- 森口親司
- 森棟公夫
また、2015年7月現在、日本人の亡くなられた終身特別会員は以下のとおり。
参考項目編集
- ラグナル・フリッシュ
- en:Category:Fellows of the Econometric Society (英語) - 終身特別会員のカテゴリー