Help:拡張型折りたたみ可能要素

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拡張型折りたたみ可能要素(略称:ECE英語: Enhanced Collapsible Elements)は、NavFrameなどのダイナミック・ナビゲーション・ボックスのような折りたたみを、より自由度を高く可能にした要素を実現する機能です。

この機能は、2010年10月13日に、利用者:青子守歌によって作成されました。 ソースはMediaWiki:EnhancedCollapsibleElements.jsにあります。 バグの報告などは、Help‐ノート:拡張型折りたたみ可能要素で受け付けています。

導入方法 編集

この機能は、現在共通スクリプトに導入されていますので、特別な設定なしに全利用者が利用可能です。

ブラウザ別動作 編集

当機能はJavaScriptを使って実現されています。JavaScriptはウェブブラウザによって処理の方法が少しずつ違っているため、動作も少しずつ変わります。以下、現在確認されているウェブブラウザごとの動作状況です(JavaScriptを無効化している場合は、折りたたまれずに展開された状態で表示されます)。

ブラウザ 動作 備考
Mozilla Firefox 3.6.12   特に無し
Google Chrome 7.0.517.41   特に無し
Safari 5.0.1/WinXP   特に無し
Internet Explorer 8   特に無し
Opera 10.6   特に無し

使用方法 編集

この機能は、{{ECE}}を設置することで、その機能を実現します。

このテンプレートの標準的な構成は以下のようになります。

{{ECE
|target = #ece-hidden
|ctext  = [{{int:Collapsible-collapse}}]
|etext  = [{{int:Collapsible-expand}}]
|label  = {{color|red|(ECE機能が無効です!)}}
|state  = c
}}
#ece-hidden[隠す][表示]c(ECE機能が無効です!)

この設定は、ece-hiddenというidを持つ要素を、折りたたんだ状態で表示し、ボタンには「隠す」「表示」と表示するラベルを生成します。

また、このボタンは、文章中に組み込むこともできます。

ece-hiddenを{{ECE
|target = #ece-hidden
|ctext  = 折りたたむ
|etext  = 折りたたみ解除する
|label  = [[#ece-hidden|参照する]]
|state  = c
}}ことができます。
ece-hiddenを#ece-hidden折りたたむ折りたたみ解除するc参照することができます。

target引数には、jQueryの条件式(セレクター)を利用できるため、より複雑な条件を与えて、折りたたみを実現することができます。

target引数の例
target 意味
#ece-hidden ece-hiddenというidを持つ要素
.ece-hidden-class ece-hidden-classというクラスを持つ要素
table 全てのtable要素
div.ece-hidden-span ece-hidden-spanというクラスを持つdiv要素
li:even リストの偶数行(1, 3, 5・・・行目)
p:contains("わはは") 「わはは」という文字列を含むp要素

より詳しい説明は、リファレンスなどを参照してください。

使用例 編集

実際の使用例を示します。この例では、「検証可能性についての詳細を」のあとに折りたたみのためのリンクが表示され、検証可能性の具体的な内容が折りたたみされて表示されています。 もしJavaScriptが有効になっていないなど、ECEが動作していない場合、折りたたみリンクは単なる「学んでください」という文字列に置き換えられています。

より複雑な使用例は、ヘルプ:拡張型折りたたみ可能要素/使用例もご覧ください。

{{notice|text=ウィキペディア日本語版には、[[Wikipedia:検証可能性]]という重要な方針があり、これは記事の記述に必要な最低限の基準であると考えるべきです。

検証可能性についての詳細を{{ECE
|target = #ece-wpv
|ctext  = 折りたたむことができます
|etext  = 表示して学んでください
|label  = 学んでください
|state  = c
}}。
<div id="ece-wpv" style="font-size: 95%; border: 2px dotted red">{{Cquote|
# 記事には、信頼できる情報源が公表・出版している内容だけを書くべきです。
# 記事に新しい内容を加筆するときは、信頼できる情報源―出典([[参考文献]])―を明らかにすべきです。出典が明示されていない編集は、誰でも取り除くことができます(出典のない記述は除去されても文句は言えません)。
# 出典を示す義務を負うのは、書き加えようとする側であり、除去を求める側ではありません。|4=[[Wikipedia:検証可能性#方針]]}}</div>
}}