IBM Magnetic Tape/Selectric Typewriter
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IBM MT/ST (磁気テープを用いて 記録する Selectric タイプライター、およびヨーロッパで知られている[1]MT72)モデルである。 IBM Selectricタイプライターが組み込まれた、独自のデスクトップ型に一体化され、造られる 磁気テープ は、記録、再生自動スタート、WORD制御、文字制御および停止が連携した機構として装備され、1エンクロージャに取り付けられた。
これらは、IBM によって1964年にリリースされた。1/2インチ磁気テープに入力されたテキスト・タイプ全てを記録する磁気テープを装備している。
テープカセットあたりに再生中に編集と改訂を処理でき、 約25 キロバイト を保管する事が出来た ワープロとして販売された初期システムであった。
代表的なモデルには、二つテープドライブがあり、改訂を大幅に容易とする、アドオンモジュールとして、差し込み印刷機能を有効にできた。
その方式として、第1テープ・ステーションと第2テープ・ステーションからの再生を併合し、組み合わせて出力を記録するための第三テープ・ステーションにを記録する。
MT/STで自動化される ワードラップ、自動的なハイフネーション(ソフトハイフン) ページは、再生中に人間オペレータによって分断され、番号を付けなければならない。
取扱説明書には、再生中、機械音を聞く事で、その重要性をオペレータに伝える。
バックスペースキーはテープ・データ内でにバックアップされ、完全な文字入力を記録出来るようにされていた。例えば、「á」のようなオプショナルな文字をバックスペースコードを記録する事で再現される。
訂正としての機能は別に用意された。この場合、データがスキップされ最終的な訂正ワードとなって記録される。
挿入機能は行内における部限改定をサポートする。テープ装置(MT/ST)の動作は、データ書式テープ ステーション1から別テープステーション2にコピーして文字間に挿入する事が可能である。
その為、 "スイッチコード"を他のステーションから、テープドライブ切り替えに再生指示を示す。
この複雑な方法は、テープ上のポイントをマークにジャンプさせることによって実現された。
IBMより1969年提供された、MC/ST「 Magnetic Card Selectric Typewriter (“Mag Card”)」での動作を見るとAUTO/WORD/CHAR・STOPREPLACEは、ワードか文字単位で進め、SKIPtキーによって訂正が実施される。
MT/STを電子型ではなく、電気、機械式リレー機構を介して、その機能を実装してある。
1967 年、IBM はジム・ヘンソンを雇って、MT/ST に関する短編映画の制作と監督を依頼した「急増する紙面作業」と呼ばれた、この映画はレイモンド・スコットにより評価された。
ワープロ 史上初に書かれた最初の小説 レン-デイトン 1970年、「第二次世界大戦歴史」爆撃的小説、 「 空軍爆撃機司令部・ドイツ襲撃」は、MT/STにおいて、書かれていた。[1]
MT/STは、ニューヨーク市立大学大学院センターの「RILM Abstracts学術出版物」の「初期問題」のため、「データ入力装置」として活用された。 MT/STで作成されたカートリッジをIBM2495テープカートリッジリーダーにより、IBM/360メインフレームで読み込み、印刷する前の追加処理がなされた。
MT/STは1970年代に保守は廃止されている。 継承されるのは「フロッピーディスク ベース」システムにである。 IBMは1983年に保守を中止した。
MT/SC
編集1967年には磁気テープ/セレクションコンポーザ(MT/SC)が登場した。 MT/STで録音および編集したテープを再生する出力装置であった。
物理的にMT/STに似ていたが、テープユニットにはテープリーダーが1つしかなかった。
代わりにSelectricタイプライターの、机上に内蔵された IBM Composerであった。相変わらず自動化されていない装置であり、3種類の文字幅(1インチあたり10文字、12文字、および15文字)が用いらた、語間の間隔に分けられた。Selectric typewriter のものと同様だが、交換可能出来ないタイプボールを使用したため、BOLD太字、 Italic:イタリック体 (Italic:太字斜体では無い)、および様々な セリフ と サンセリフ などの書体 ボドニ、 ユニバース、 タイムスローマン が挙げられる。 これは標準化された写植出力データを生成できたが、手動版であり、正確な単語間スペースサイズで計算するためには、精密に繰り返し2回打鍵を文字毎に各行を実行する様に、タイプを挿入する必要があった。
MT/SCはコンポーザを自動化し、Selectricタイプライターのほぼ同速度で印刷し、ワード間スペースを自動化した、出力を最適化した。 MT/STとMT/SCの組み合わせ(二つのマシン)では、中小の出版社の予算内で、初めて、画面コピーの様に迅速な生産工程が出力された。 しかし、書体が変更されたり、斜体が使用されたりするたびにコンポーザを二度停止する必要がある。(一度変更して再度変更する必要がある)
変更する要素の選択をどのタイプボールが適用されるか?は、オペレータに与えられるべき、「手動により交換する」という事の「使用情報」が必要であったが、「データストリームにエンコード」は、無かった。 例えば、タイプセッターのように処理する場合。オペレータは、「タイトルが斜体」であることを知るための「処理トークン」が必要とされた。
補足参照
編集- IBM Electromaticテーブル印刷機
- IBM磁気テープ-セレクト-コンポーザー
- IBM磁気カード- タイピストが打ち込むデータとして全てをカードに記録し、訂正が必要な個所をスキップボタンによって訂正・コレクトし、NOPノーオペレーションに置き換えている。こうして次に訂正したワードを入力・更新し、最終的に置き換えたデータでカードが完成されている運用が見られる。 この運用方法は動画を見ればわかるように、「差し込み印刷」という、ストップコードによって停止した個所から、「顧客名磁気カード」に差し替えて追加の印字処理を実行していることから解る。翻訳元にある3台のステーションを用いた併合処理による「差し込み印刷」の説明は、「追加アドインステーションの運用」として解説しているが、こちらの解説動画がMT/SCにおいても、MC/SCと同じ運用を考慮した運用における機能を詳しく表す。次を参照されたい。 「IBM Mag Card Selectric Typewriter 1969 : MC/ST Electronic Word Processing, Magnetic Storage」7:27~
参考文献
編集- ^ a b Kirschenbaum, Matthew (March 1, 2013). “The Book-Writing Machine: What was the first novel ever written on a word processor?”. Slate. オリジナルのOctober 10, 2017時点におけるアーカイブ。 March 2, 2013閲覧。
外部リンク
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- Pieslak, Raymond F. (July 1974). “Magnetic Tape Selectric Typewrite”. Division of Vocational Education, Department of Education, State of New Jersey (Division of Vocational Education, Department of Education, State of New Jersey). ED 112 083 .
- “IBM Magnetic Data Inscriber IBM50; IBM2495 Tape Cartridge Reader”. field engineering announcement. IBM (2006/10/13 9:19:1). 2022年11月16日閲覧。 “"... employing a 16mm, sprocketed tape and an incremental tape drive. The tape cartridge is the same one used in the magnetic tape selectric typewriter (MT/ST). The IBM 50 uses EBCDIC encoding (8 tracks plus parity) and recording density is 20 bits per inch.”
- “IBM Magnetic Tape Selectric Composer: Record Unit Training Guide MT/SY Models II and IV”. ed-thelen.org (IBM). (1968) .
- 'author-link', 'author-link' (3 May 2013). “A novel, a writing machine and a leafy square in London”. Digital Scholarship Blog. British Library. 2022年11月16日閲覧。 “"... The machine was IBM’s Magnetic Tape Selectric Typewriter (MT/ST). Its primary unit weighed 200lbs (ca 91 kg) and when Len Deighton leased it in 1968, a crane had to be used to get it into his house ..."”
- 'author-link', 'author-link' (January 2017). “Save As: UMD Scholar Tracks How Word Processors Changed Writing”. TERP. University of Maryland. 2022年11月16日閲覧。