K3リーグ

韓国のサッカー3部リーグ

K3リーグ: K3리그)は、大韓民国セミプロサッカーリーグである。韓国サッカーのリーグ構成では3部に相当する。プロサッカーリーグのKリーグ(Kリーグ1Kリーグ2)は韓国プロサッカー連盟によって運営が行われるが、K3リーグとK4リーグ大韓サッカー協会によって運営される。

K3リーグ
加盟国 大韓民国の旗 韓国
大陸連盟 AFC
創立 2020
参加クラブ 16
リーグレベル 第3部
下位リーグ K4リーグ
国内大会 韓国FAカップ
最新優勝クラブ 金海市民FC朝鮮語版 (2020)
2021

概要 編集

1964年に全国実業サッカー連盟戦朝鮮語版が発足し、2003年にセミプロリーグのナショナルリーグ(Nリーグ)に改組された。2007年にはNリーグの下にアマチュアリーグとしてK3リーグを創設したが、2013年にKリーグが2部構成になり、Nリーグが3部相当、K3リーグが4部相当となった。

2016年から大韓サッカー協会はNリーグ及びK3リーグの再編に着手し[1]、2017年にK3リーグがアドバンスとベーシックの2部構成(4部相当および5部相当)になって昇降格制度を導入された。さらに2019年シーズン終了後にリブランディングが行われ、それまでのNリーグとK3リーグアドバンスが廃止されて、新たに3部相当のセミプロリーグとなる新K3リーグが創設された。また、K3リーグベーシックも4部相当のセミプロリーグとなるK4リーグに置き換えられた。

新K3リーグは2017年から2019年までのK3リーグアドバンスとK3リーグベーシックと同様に、K3リーグとK4リーグの間で昇降格が行われる。16クラブによってリーグ戦が行われ、下位2クラブがK4リーグに自動降格する他、14位のクラブがK4リーグの昇格プレーオフ勝者と入れ替え戦を行う。

一方でKリーグ2との間での昇降格は行われない。リーグ上位4クラブで優勝プレーオフが行われ、1回戦で3位と4位のクラブが対戦、その勝者が2回戦で2位のクラブと対戦、さらにその勝者が決勝戦で1位のクラブと対戦する。

なお、2021年シーズンは慶州市民FC朝鮮語版の活動停止により15クラブによってリーグ戦が行われた。このため自動降格は最下位のクラブのみとなり、さらに金浦FCKリーグ2参入が決まったため、14位のクラブは入れ替え戦を戦うことなく残留となった。この結果、給与未払い問題で勝ち点20の剥奪処分を受けた平沢シチズンFC朝鮮語版が最下位となってK4リーグ降格が決定した[2]

参加クラブ 編集

2021年の参加クラブ
クラブ名 ホームタウン 創立年
釜山交通公社FC 釜山広域市 2006年
昌原市庁FC朝鮮語版 昌原市 2005年
天安市FC朝鮮語版 天安市 2008年
清州FC朝鮮語版 清州市 2002年
大田コレイル 大田広域市 1943年
江陵市庁FC朝鮮語版 江陵市 1999年
金海市民FC朝鮮語版 金海市 2007年
金浦FC 金浦市 2013年
慶州韓国水力原子力FC 慶州市 1945年
華城FC朝鮮語版 華城市 2013年
FC木浦朝鮮語版 木浦市 2009年
坡州市民FC朝鮮語版 坡州市 2012年
平沢シチズンFC朝鮮語版 平沢市 2017年
蔚山市民FC朝鮮語版 蔚山広域市 2019年
楊州市民FC朝鮮語版 楊州市 2015年

歴代優勝クラブ 編集

優勝クラブ 準優勝クラブ
2020 金海市民FC朝鮮語版 慶州韓国水力原子力FC

出典 編集

外部リンク 編集