株式会社MI LNGカンパニー(エムアイ エルエヌジーカンパニー)は、東京都港区新橋に本社を置く企業。

株式会社MI LNGカンパニー
MI LNG Co., Ltd.
種類 株式会社
本社所在地 日本の旗 日本
105-0004
東京都港区新橋四丁目5番1号
アーバン新橋ビル4階
設立 2013年4月1日
業種 輸送用機器
法人番号 2010401104941 ウィキデータを編集
事業内容 LNG運搬船の設計および販売に関する業務
代表者 梶原輝文代表取締役社長
資本金 5,000万円
主要株主 三菱重工業株式会社 51%
今治造船株式会社 49%
外部リンク https://www.mi-lng.co.jp/
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概要 編集

2013年4月1日に三菱重工業今治造船LNG運搬船に関する設計及び販売を手掛ける合弁会社として設立。受注したLNG船は、モス型は三菱重工グループで、メンブレン型は今治造船で建造することになっていたが、2015年を最後に受注が途絶えている。世界のLNG船の需要自体は旺盛で、韓国・中国の造船会社が大量に受注している。

2021年、三菱重工はモス型LNG船を建造してきた長崎造船所香焼工場の新造船部門を大島造船所に譲渡することを発表し、モス型LNG船の建造から事実上、撤退した[1]。2023年7月からは、MI LNGカンパニーがLNG船以外の一般商船の設計業務を日本シップヤードから受託することになった[2]

沿革 編集

  • 2013年4月 - 三菱重工業と今治造船の共同出資により、「株式会社MI LNGカンパニー」設立[3]
  • 2014年5月 - 日本郵船向け15万5300立方メートル型LNG船を初受注[4]

関連項目 編集

脚注 編集

  1. ^ “LNG船の建造技術を維持へ、三菱造船がエンジニアリング事業に乗り出す”. 日刊工業新聞. (2022年6月10日). https://newswitch.jp/p/32501 2023年7月8日閲覧。 
  2. ^ 今治造船株式会社; 三菱重工業株式会社 (2023年6月30日). “今治造船と三菱重工の合弁会社であるMI LNGで一般商船のエンジニアリング事業を開始”. 今治造船株式会社. 2023年7月9日閲覧。
  3. ^ 三菱重工と今治造船、LNG運搬船の設計・販売合弁会社を設立で合意 - Response(2013年3月25日)、2021年1月24日閲覧。
  4. ^ 三菱重工/郵船向けLNG船受注。MIを通じて初。「さやえんどう」8隻目 - 日本海事新聞電子版(2014年5月9日)、2021年1月24日閲覧。

外部リンク 編集