OPIE (Open Palmtop Integrated Environment) は、Linuxが動作するPDAなどの機器向けのオープンソースグラフィカルユーザインタフェーストロールテックQtopia環境からの派生である。[1]

Open Palmtop Integrated Environment
開発元 Opie Team
最新版
1.2.6 / 2012年 (12年前) (2012)
対応OS UNIX, Linux
プラットフォーム PDA
種別 ユーザインタフェース
ライセンス GPL
公式サイト http://opie.sourceforge.net/
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OPIEは、PIMフレームワーク機能などいくつかのアプリケーションも含んでいる。マルチメディア機能、文書モデル、ネットワーク/通信ツール、多言語サポート機能などの拡張もされている。XMLOBEXIrDAといった標準規格もサポートしている。携帯電話からサーバまで様々な機器とやり取りすることができる。携帯型機器での使用に最適化されており、ショートカットを多用して使いやすさを追求している。

OPIEの開発は遅々として進まず、ユーザーや開発者が離れていく状況が続いていたが、2007年にリリースされた 1.2.3 には注目が集まっている[2]

OPIEは OpenEmbedded がサポートしている機器の大半で動作可能である。

ハードウェアサポート 編集

OPIEの動作する主なハードウェアは以下の通り。

OPIEを動作させるための最小限の環境は以下の通り。

OPIEを使っているディストリビューション 編集

OPIE を含む携帯機器用Linuxディストリビューションとしては、以下のものがある。

さらに、Ångström ディストリビューションでOPIEをサポートする作業が行われている。[3]

関連項目 編集

脚注 編集

  1. ^ LinuxDevices.com: Project OPIE -- Qt-based apps and tools for handhelds” (2002年5月16日). 2007年5月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2007年10月21日閲覧。
  2. ^ lwn.net: Opie 1.2.3 Release Announcement” (2007年7月27日). 2007年10月21日閲覧。
  3. ^ LinuxToGo Wiki: Building OPIE with Angstrom distribution's OE config” (2007年7月27日). 2007年10月21日閲覧。

外部リンク 編集