Qoo
Qoo(クー)は日本コカ・コーラ社の果汁入り清涼飲料水、および炭酸飲料(後述するアンバサ サワーホワイトのみ)の商標、そのパッケージに描かれたキャラクターの名前。Qooという名前の不思議なキャラクターが飲んだあと「クーッ!」と発するCMで人気になる。
概要編集
1999年に、かつて出されていた果物風味の清涼飲料水、HI-Cの後継商品として日本で誕生し(2021年現在、HI-Cはみちのくコカ・コーラエリア〈青森県・岩手県・秋田県〉専売の300mlリキャップ缶入りのオレンジ・アップル、および全国の飲食店向け200ml瓶入りのオレンジのみ継続)、現在では東アジア・東南アジアの各地、ヨーロッパでもドイツで販売されている。名称の由来は、大人がビールを飲み干して発する感嘆詞「クーッ」からであり、子どもも飲んで発してみたくなるような飲み物というコンセプト。 2009年に、Qooは誕生10周年を迎えた。2012年9月のリニューアル時に同社が展開する果実飲料ブランド「ミニッツメイド」の傘下に入り(サブブランド化)、「ミニッツメイド Qoo」となったが、2017年9月のリニューアル時には「ミニッツメイド」ブランドから独立し、単独ブランドに戻った[1]。2022年3月のリニューアルでは再び「ミニッツメイド Qoo」ブランドの扱いとなっている[2][3]。
キャラクター編集
Qooのキャラクターデザインは「でこぼこフレンズ」や「ルミネのルミ姉」でも知られる丸山もも子。アニメーションは小原秀一。
クー(Qoo)編集
- 出身:不明。ある日森からあらわれて以来、やさしいお父さんとお母さんに育てられているらしい。一人っ子?!
- 年齢:人間でいうと7〜10歳くらいといううわさ(幼稚園、小学校には通っていない)
- 血液型:?
- 性別:男の子
- 身長:背伸びしてテーブルの上がやっとみえるくらい
- 体重:パイナップル3個分
- 身体の特徴:触ると人間よりちょっとあたたかい。眠るとさらにあたたかくなる。肌はスウェードのような、なめらかな感触。「つの」は柔らかいが、自分の意志で動かすことができる。
- 好きなもの:お風呂・おいしい飲み物・やさしい子供
- 嫌いなもの:いじわるな子供
- 特徴:「クー」が語尾に付く。一人称は「ボク」。Qooを飲むとほっぺたの色が大きくなる。
- 性格:大人のマネをして、いつも背伸びしがち。物事は何にでもこだわりを持って取り組む。おっとりして見えるが結構ナルシスト。
- 特技:ダンス。本人曰く「ボクは相当自信があるけど、他人からみるとクネクネとなにやらあやしい動きだクー」。
- お友達:「フレンズ」(人間以外の生き物ともコミュニケーションできる)
- よく遊びに行く所:公園
フレンズ編集
2004年6月から、なぞクー登場。 2006年2月6日から、リニューアル。とってもオレンジ、とってもアップルが登場。それに先立ち、1月27日から、クー&フレンズのキャンペーン開始。ペコリンチョ グー、オットリ ポー、キュートナ ミュー、アッチコッチ ベー、ナルホード フムの5人。
- ペコリンチョグー
- 黄緑色のボディに大きな鼻が特徴で、腹部にオレンジのポケットがついた肥満体の男の子。クー&フレンズの中では身長が一番低い。
- いまどきの遊びをよく知っている。そのため、機械系にも詳しい。一方で、身体能力は低い(しかし、ちゃんと食べよう体操では普通に踊っている)。クーにびみょ~なライバル心をもっている。流行に敏感なヤツ。
- 食いしん坊でもあり、大きな自分専用ジョッキをクーの家に持って行ったり、大きなドーナツを遠足に持って来たりしていた。
- 一人称は「オイラ」で、「グー」が語尾に付く。
- オットーリポー
- 緑のポケットが腹部についたウサギのような耳が特徴の黄色いボディの男の子。クー&フレンズの中では2番目に背が高い。
- とってもおっとりして、やさしい。クーとともだちになりたがっている。でも、チャンスがない。ただし、怒ると怖い。
- 自分が頼りないことで悩んでいる。あがり症(しかし、ちゃんと食べよう体操では普通に踊っている)。
- 一人称は「僕」、語尾は「ポー」。
- キュートナミュー
- ピンク色のボディに頭部に紫の花がついており、マゼンタのワンピースを着た女の子。クー&フレンズの中では4番目に背が高い。
- クーがはじめて恋をしてしまう。かわいらしいけど、ほんとうは気がつよく、武道も得意。クー&フレンズの紅一点。
- 一人称は「私」で、語尾は「ミュー」。
- アッチコッチベー
- 体の色は黄緑色だが、長い頭のてっぺんは紫色で、ネックレスが特徴の男の子。クー&フレンズの中では1番背が高い。
- 自然が大好きな、げんきな子。クーに似てちょっとドジなところがある。クーとは親友(本人曰く)。
- クー&フレンズの兄貴分であり、面倒見が良い一面も。弟と妹(この二人は双子)がいる。
- アウトドア派であり、身体能力は高い。
- 一人称は「オレ」、語尾は「ベー」。
- ナルホードフム
- 眼鏡をかけているオレンジ色のボディの男の子。クー&フレンズの中では3番目に背が高い。
- クーと違ってりくつ好き。「フム、フム」ってうなずきながら、よく調べものをする。
- 人の話を聞いていなかったり、世間知らずなところも。物事に集中すると、周りが見えなくなってしまうことも。
- インドア派でペコリンチョグー同様、身体能力は低い(ちゃんと食べよう体操は例外で、動画を見る限りではクーや他のフレンズに遅れることなく踊れていた)。
- 一人称は「僕」、語尾は「フム」。
なぞクー「Goo」編集
・クーにライバル心をもっているらしい
・飲み物のQoo(クー)が飲みたくて
ある日こっそりクーの家にやってきた。
クーみたい。でもクーじゃない。 その名も「なぞクー」。
もちろん『なぞクー』も載ってた。
Qooの1.5リットルのドリンクボトルに、なぞクーのおまけ(いまなら なぞクー ついてくる」ぜんぶで8種類)が付いてくるんだって。キャンペーンのページには、スクリーンセーバーやタイマーがダウンロードできたり、1.5リットルのボトルになぞクーのグッズが付いてたりと,これがまたなかなかカワイイ。
この「なぞクー」ってのは2004年頃のキャンペーンで登場した、クーの友だちつうか、
クーにライバル心を持ってる奴で、Qooが飲みたくてクーの家に上がり込んで勝手に飲んだりしてる
困ったちゃんで、飲み終わったら「ングゥ~」って言うのがいかにもパチ臭い。
新CM「鏡にうつったのは......」篇が公開されている他、なぞクーのスクリーンセーバーやタイマー、オリジナル缶ケース(全3种类)、印刷して使うカレンダーなどのプレゼントがあります。 2005年の香港クー公式サイトでは、なぞクーの名前はGooで、頭上には3本の角があり、Qooを真似して全身紫色をするのが大好きだった。新しい15秒のテレビCMは2005年3月24日に放送された。 ペコリンチョグーは2006年2月の「とってもオレンジ」・「とってもアップル」発売時に登場した。 CM「ペコリンチョグーやってきた」篇では初登場だが、ペコリンチョグーの「参考」の前身はなぞクーね。、なぞクーのかもしれない。ある日、クーは新しい街に引っ越してきました。クーは新しい友達と会うことになります。「ペコリンチョグーやってきた」篇では、クーがセキュリティ保護の強い家に引っ越してきた。ペペコリンチョグーが大きな飲み物を持ってクーの家を訪れた時、クーはドアを開ける前にドアの横のスクリーンの前に行って見た人が誰かを調べ、確定してからドアを押し開けたが、ドアの前には金属製のチェーンがかかっていました......
これは、2006年の「クー&フレンズ」シリーズが確かに2年前の「なぞカー」の続編であることを示しており、クーは最初の3回のなぞクーの「自分を招かない」奇襲を経験した後、今回は本当に防衛意識と警戒心を高めた。
Gooのおまけ情報:編集
①「いまなら なぞクー ついてくる」ぜんぶで8種類
②オリジナル缶ケース(全3種類)
③Qooの景品四季編(セット)(香港が独占)
GooのCM:編集
①CM 「镜にうつったのは......」(なぞクーWEB篇) (2004年6月)
なぞクーが登場する最初の2本のCMは実際には上下編として見ることができるが、前編(なぞクーWEB篇)の冒頭では、クーが目を閉じて鏡の前に立って髪(触角)を吹いていて、なぞクーが足音を忍ばせてクーの後ろを通り、なぞクーが大きなボトルのドリンクを抱えて戻ってきたとき、クーが目を開けて鏡に映った倒影を発見!その時、クーは急に振り向いて、なぞクーと気まずい目を合わせていた。そして、なぞクーはすぐに飲み物を抱えて走り去った…… でもまだ終わっていないよ、なぞクーが飲み物を楽しみながら、クーがカメラを持ってこの招かれざる客を背後で盗撮しているのを見ただけだ。CMナレーションの女性の声が響いた。「なぞクーが出てきて気になる」。CM画面はパソコンに変わり、なぞクーがフラフープを回すスクリーンセーバーがパソコンの画面に現れた。横にはの「プレゼントもらえる」が表示され、パソコンの下にもの「なぞクーのひみつは http://qoo.jp、誰なぞクーを知りたければ、クー公式サイトで調べてみると、CMのエンディングクーはやはり公式サイトに行き、パソコン画面前のクースクリーンを眺めていると、クーは無言で拡大した画像を真剣にチェックしており、パソコンの上にはクーが撮影なぞクーの写真がぶら下がっていた。
②CM 「镜にうつったのは......」(なぞクーグッズキャンペーン編) (2004年)
「鏡に映っているのは…」下・編は、前のCMと基本的に同じであるなぞクの商品宣伝編だが、今回はなぞクーが飲み物を盗んでいたことが発覚しても逃げることなく、そのままその場でクーと目が合っていた…「なぞクー」が飲み物を楽しむ間も、クーは静かに傍観しているだけで、続いてCMはなぞクーの商品画面(クーオレンジジュース1.5 Lを購入し、全8種類のなぞクーフィギュアを集める)に変わり、エンディングはなぞクーがドライヤーを持って鏡の前に立って頭を吹いて(3本の触角)、クーは後ろで体を曲げてそっと見ている。注目すべきは、この時のクーの表情は「驚きと無言」ではなく、ある種の「謎の好奇心」のようなものだったことだ。
なぞクー初登場したこの2本のCMソングも、従来のクーのCMソングとは異なり、「たとえ子供でも、おいしい飲み物を飲むと、こう言うよ、Qoo~」というもので、このCMは歌詞をそのまま「子供でも、亀でも、ウサギでも、地球でも…」と変更している。
③CM「Qooの乳酸カシス子汁」篇(2005年3月24日)
なぞクーが最後に登場したCMは「Qooの乳酸カシス子汁」で、このCMは香港独占CMで、なぞクーは2004年の2本のCMにしばらく顔を出してから姿を見せず、2005年の8月まで香港のCMになぞクーが登場していた。
CM冒頭では、クーが乳牛に乗って大草原で放牧され、草原の周りの垣根には一連のカシスが生えていたが、その時に一粒一粒のカシスが回り始め、顔と表情を現した。それはカシスではなく、一粒一粒のなぞクーだ!なぞクーがミルクをつけた口から出したのは親しみのこもった「Goo」でした!その時、クーは夢から目を覚ました。冷蔵庫のドアが開いていて、Qooの乳酸が地面に落ちているのを発見し、なぞクーは乳酸を何本か抱えて出ようとしていたが、その時、なぞクーが発見され、一瞬振り返った、クーと目を合わせた1秒後、なぞクーは速やかに現場から脱出した…
Qooのフレーバー編集
- オレンジ→オレンジどーぞ→とってもオレンジ→とってもヘルシーオレンジ→わくわくオレンジ→みかん
- アップル↔さわやかりんご→アップルどーぞ→とってもアップル→とってもヘルシーアップル→わくわくアップル→りんご
- ぷるんぷるんQoo
- マスカット味
- ピーチ味→もも味
- すりおろしりんご味→アップル&マンゴー味→マンゴー&アップル味→りんご味
- オレンジ味→みかん味
- ぶどう味→グレープ味→ぶどう味
- マクドナルドではとっても白ぶどう→すっきり白ぶどうが販売されている。
- アンバサ サワーホワイト - 2021年よりQooブランドに合流した。
海外には、ドラゴンフルーツなど、日本にはないフレーバーのものも販売されている。
過去に販売されていたフレーバー編集
- ぶどう→とってもグレープ→とってもヘルシーグレープ→わくわくグレープ→ぶどう
- 白ぶどう→マスカット・グレープ→わくわく白ぶどう
- マンゴー・オレンジ
- みかんのじかん→みかんの季節
- ウキウキキウイ
- グレープフルーツブレンド
- パイナップル
- もりもりくだもの
- はちレモ
- アセロラレモン
- はちみつカリン
- すもももも水
- 白ぶどう&レモン
- ホワイトレモネード
- ピーチ→とってもピーチ→とってもヘルシーピーチ→わくわくピーチ→もも
- バナナミルクセーキ
- マロンミルクセーキ
- ココアミルクセーキ
- いちごオレ
- マスカット・オレ
- フルーツ・オレ→ミックス・オレ→いろいろくだものオレ
- ホワイト→みんなで白クー→ホワイトウォーター
- やさいのめたよ
- はちみつレモン味
- パッションフルーツ
その他編集
脚注編集
- ^ “「Qoo みかん」「Qoo りんご」「Qoo ぶどう」9月18日(月・祝)から新発売” (プレスリリース), コカ・コーラシステム, (2017年9月12日) 2022年10月18日閲覧。
- ^ “~親子の成長と楽しい毎日を応援!~「Qoo(クー)」ブランド7製品が新パッケージで登場!楽しい子育てを応援する新キャンペーンを開始!3月7日(月)より全国発売” (プレスリリース), コカ・コーラシステム, (2022年3月2日) 2022年10月18日閲覧。
- ^ “ミニッツメイド | 製品情報 | 日本コカ・コーラ株式会社”. 2022年10月18日閲覧。
関連項目編集
外部リンク編集
- Qoo(クー)
- 製品情報 ミニッツメイド
- Qoo (@Qoo_Japan) - Twitter