Template:スポーツ 最近の出来事 2006年3月30日

  • 大相撲)29日、日本相撲協会は、大阪府立体育会館夏場所番付編成会議と理事会を開き、東関脇白鵬(29)の大関昇進を満場一致で決定した。モンゴルからは2002年名古屋場所後の朝青龍に次いで二人目で、外国出身者では六人目になる。新大関になった白鵬は「謹んでお受け致します。大関の地位を汚さぬように全身全霊を懸けて努力します。」と口上を述べた。新大関の誕生は、2005年九州場所後の琴欧州以来で、21歳0ヶ月の白鵬は、貴ノ花(貴花田)、大鵬、北の湖に次いで昭和以降四番目の年少大関。また、大関昇進の目安である直近3場所合計で33勝を上回る35勝している。
  • プロ野球)29日、日本プロ野球のパシフィック・リーグの公式戦3試合が行われた。西武は、2回の3連打で無死満塁に新人の炭谷銀仁朗が左翼席に本塁打して一挙に6打点を上げ、6回にも本塁打で2点を追加、13-4でソフトバンクに18安打で大勝した。高校新人の満塁本塁打が1986年の清原以来で、また、1試合2本塁打は1993年の松井以来で、清原、松井に肩を並べる形になった。千葉ロッテマリーンズは先発の渡辺俊介の緩急が冴え、日本ハムに5-2で連勝した。日本ハムは、渡辺に2003年7月から10連敗。オリックス楽天のエラーなどで6-3で連勝した。楽天は4連敗。
  • 春の甲子園)29日、第78回選抜高等学校野球大会の第7日目は、2回戦4試合が行われた。雨で1日ずれて第1試合を行った岐阜城北(岐阜)対智弁和歌山(和歌山)は、乱打戦を制した岐阜城北が10-7で智弁和歌山を制した。横浜(神奈川)対八重山商工(沖縄)は、八重山商工が8回に5打点を追加し追い上げたが及ばず7-6で横浜が勝利した。早稲田実(東京)対関西(岡山)は延長15回の末に引き分け、30日に再試合となった。早稲田実の投手15回を一人で投げ抜き投球数は実に231。成長過程にある高校生が肩を酷使する問題は何度も指摘されてきている。日本文理(新潟)は、北大津(滋賀)に6-3で逃げ切った。