Wikipedia:井戸端/subj/日々更新されるデータベースを「出典」として示すこと、その後に加筆することについて

日々更新されるデータベースを「出典」として示すこと、その後に加筆することについて 編集

こういうのをどう思いますか?私はアウトとは言えないような気もするし、かと言って全く問題ないとも言えないようにも思うし、モヤモヤします。

競馬のレースの記事では、「毎年の勝ち馬」を逐次加筆されています。記事によっても違うのですが、多くの記事では外部の競馬データベースの「表」を「出典」としています。

  • 「各回競走結果の出典」では、152回のように、1回次毎に異なる出典が示されています。この形であれば、(リンク切れの可能性は別として)ほとんど問題は無さそうに思います。
  • 「歴代優勝馬」の出典を「各回競走結果の出典」で示しています。そのうちフジノウェーブ記念競走優勝馬は「地方競馬全国協会」のデータベースサイトの表で、同一URLに毎年のレース結果が追加されていきます。
  • たとえば2016年2月27日の時点では、この出典欄では「2015年2月26日閲覧」(つまり1年前)のままですが、2016年2月24日のレース結果の加筆が行われています。
  • 「閲覧日」に基づけば「出典を新たに示したり確認したりしないまま2016年の結果を加筆した」ことになります。が、まあ実際にこのデータベースをみれば「2016年の結果」も追加されているので、なんかOKな感じもします。
  • 理屈の上では、きちんと毎年「結果」を確認し、「閲覧日」を更新した上で加筆するというのがスジだとは思いますが。。。
  • ほかの記事ではTCK女王盃のように「閲覧日」自体が指定されておらず、それゆえにいつでも「出典」を改めずに新結果を追加できるようになっています。
  • なんとなくフェアじゃないような感じもするのですが、当座のこととしては実際上の問題は無さそう、具体的にどこどこのガイドラインに明白に違反しているとも指摘できません。
  • ほとんど起こりえないような極めて稀な例として、セントレジャーステークスの場合
  • 2015-09-14の加筆2015-09-22の加筆2015-09-24の加筆。ここでは2015年のレース結果が、出典を改めることなく2度に渡って書き換えられています。実はこれは現在の版の注釈にあるように、実際に数日おきに「優勝馬」の認定が覆ったものです。そのために、同じデータベースにアクセスしても、アクセスした日によって「レース結果」が違っていました。

競馬分野では半ば当たり前のようにこうなっていて、競馬系の執筆者にとっては違和感はないのかもしれませんが、一般の第三者の方からみてどう思われますでしょう?--柒月例祭会話2016年2月27日 (土) 06:07 (UTC)[返信]

  コメント WP:DATEDWP:NOTNEWSPAPERに抵触しているかもしれませんね。「競馬系の執筆者にとって当たり前」の状態に達しているならば、プロジェクトやポータルで合意しておくべきローカルルールの制定が必要かも。ごく簡単な対処としては、単なるデータベースであり逐次更新が為される性質の競走結果をウィキペディア記事上に記載すること自体がWP:IINFOに抵触していますから、単に各競走結果のデータベースURLへ誘導するようにしてデータベース的な内容は全除去でしょうか。ウィキペディアは報道速報結果を逐次記載する競走馬データベースではありませんし、出典元データベースの逐次更新を元にウィキペディア上で更新を不特定多数の人力でやり直しているのは馬鹿げた二度手間で、逐次更新が為されるデータベースそのものを提示しておくだけでウィキペディア上で編集する必要がなくなりますし、理由として「逐次更新される性質のデータベースであるため、ここには列挙しない」と書いておけば良いように思えます。--Nami-ja(凪海) 会話 / 履歴 2016年2月27日 (土) 07:32 (UTC)[返信]
  •   コメント方針やガイドラインには違反していないと思いますよ。たとえば紙の情報源を比べると情報の固定が確実ではないけれども、信頼性やアクセシビリティなどの観点から有用な情報源がある場合、どう扱えば長所を生かしつつ短所を補うことができるか、という工夫をどうするかってことだと思います。
心がけとしては慌てて更新しなくてもよくて、そのデータベースサイトがなくなったとしても検証可能であり続けるために参照できる情報源を確保し、それで補っておくというのが、最善ではないかと思います。まあ面倒だったり、迅速な記事の修正にはデータベースが有用であったりするので、データベースを用いて記事を書くなら、ってことで、閲覧日を付けて、内容を変える際には閲覧日を更新することを促す。閲覧日を修正せずに最新の結果を書き加える場合など、閲覧日と加筆内容に矛盾があるときには、読者は疑いを持って読むことができる。ウィキペディアの編集者なら、その疑いを、実際に閲覧して事実を確認し、閲覧日を更新し、適切な記述に改めることができる。
数日おきに「優勝馬」の認定が覆ったような事例だと、更新日の情報は有用ではありますが、後日の検証ができないんですよね?(データベースの更新履歴や差分が残ってるなら別ですけれど)。急いで編集するなら、後日の検証ができなくなっているかもしれないけれど、その段階で見たという記録として、情報源を明らかにする。これは短期的な検証のための情報提供ってことになります。
後日の検証ができないなら、いっそ安定して情報提供と更新がされている公式サイトなら、閲覧日無し(閲覧日更新もなし)でもよいと思います。「ある時点にそのサイトを見て確認したウィキペディアの記述」よりも、「後日を含めその時々にそのサイトを見て確認できる事実」のほうが信頼できるものになってるような場合なら、「ある時点」での情報として記述することはそれほど重要ではない。覆ったことも含めて記事として残すべきことなら、その覆ったことを取り上げた情報源を探す。--Ks aka 98会話2016年2月28日 (日) 07:24 (UTC)[返信]
  •   お二方とも、コメントありがとうございます。どちらのご意見もとても参考になります。
  • 実のところ、Nami-jaさんがご指摘なさったようなことを、私も薄々感じてはおりました。ただ実際には、「昨日のレース結果」は紙文献では網羅できないかもしれないけれど、「5年前までのレース結果」ならば紙文献で網羅できる的なところがあり、「全部そうするのか」「どこかで線を引くのか」というところは難しいなあと思います。ある程度大きな・重要な・歴史のあるもの(たとえばイギリスダービーのような。)については結果があってもいい(あったほうがいい)という面もあるだろうし、線引は不可能だなあというところです。なにより「レース結果は書かないことにする」と言ってもきっと合意は得られないだろうなあと思います。(幸か不幸か、「人力による二度手間」を惜しまない執筆者が競馬分野にはいらっしゃるので、逐次更新ができてしまっているんですよね。一方で、結果の速報をめぐってトラブルが絶えなかったり。)野球分野では「1シーズンが終わるまではデータの逐次更新はしない」というような取り決めがあるようで、分野ごとにいろいろ苦心しているんですね。
  • Ks aka 98さんのおっしゃったことも全くごもっともでして、特に最後の部分「いっそ安定して・・・」は、言われてみればなるほどと思いました。