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直近のニュースが百科事典の記事に書かれることについて 編集

2023年9月現在、「ノート:ビッグモーター#分割提案」や「ノート:ジャニーズ事務所#「ジャニーズ事務所におけるジャニー喜多川による性加害」への分割提案」など、直近のニュースに関する記述が冗長に書きこまれ、分割や記述の削除の議論が始まる記事が見られます。これに限らず、現在進行形のニュースが、百科事典の記事に記述され議論の対象となることはこのほかにもたくさんあるでしょう。

こうした、直近のニュースが、ウィキペディアにおいて特筆すべきかどうかが明瞭になる前に百科事典に書かれる状況は、ウィキペディアとして望ましい状態でしょうか。それとも、よほど特筆性がない限り、ひとまずウィキペディアに書くべきではないのでしょうか。

また、こうしたこうした不祥事などはしばしば、1年も経過すると何の音沙汰もなくなることがあります。こうなった場合、不祥事について書かれた部分が過去のもの、過剰な情報となりますね。私としては、直近の事件に関してはウィキニュースに該当記事を作成し、そこへ水先案内するのがプロジェクトの目的に沿っているように感じます。

方針や前例などに詳しい方がいらっしゃいましたら、こういった場合のガイドラインというか、妥当な判断とはどのようなものになるのか、ご意見いただければ幸いです。発言が全体的にもやっとしている点は、申し訳ありません。--シェン,アーナリー,ン,アーバァ.(お気軽に会話ページへご連絡ください) 2023年9月28日 (木) 09:51 (UTC)[返信]

  コメント 関連する方針やガイドラインとして、関係しそうなものを挙げておきます。
特に強調したいのは「Wikipedia:ウィキペディアは何ではないか」という方針です。これらを方針・ガイドラインを踏まえたうえで総合的な判断の上で、百科事典の趣旨にそぐわないもの、記事の内容があまりにも詳しすぎたり、あるトピックの文章量が記事バランスを崩していると思われるときは、それらの部分を削除するか要約してまとめ直すのほうがベターではないでしょうか。大胆に編集するときは、個別にノートでの合意は必要になることでしょう。ウィキペディアは誰でも書き込めば、面白いほどインターネット上に直ぐに反映されますから、時事ニュースをウィキペディアの記事にすぐに加えたくなる人の気持ちも分からなくないですが、ここで「百科事典」とは何かを考え直す、いい意味でのきっかけになりますね。--小石川人晃会話2023年9月28日 (木) 11:12 (UTC)[返信]
  コメント 最新のニュースを百科事典の記事として書けるのはオンラインのウィキ百科事典の最大の特徴です。もちろん検証可能で十分なソースによって記述されることが前提ですが。時事記事を書きたい人はその事件のまとめを作成したい、または新事実で記述が不正確になったので早く直したいだけで、「速報・報道」をしたいわけではないのです。ウィキニュースへの案内は残念ながら、その人にとってはまったく無意味といえるでしょう。--Afaz会話2023年9月28日 (木) 12:52 (UTC)[返信]
  返信 (@Afaz @小石川人晃 宛)
ご返答   ありがとうございます
さて、いわゆる「時事ネタ」、時事情報についてですが、時事情報であってもたとえば、
今上上皇が即位された瞬間、
  • 当時の今上天皇の記事「明仁」を、今上上皇の記事「明仁」に書き換えた
という編集は、その特筆性の高さからさしたる問題はないでしょうね。
しかし例えば、
  • 「上皇即位」に関する記述人物の記事「明仁」の大半を占める状況
というのは、ニュースになっているといわざる負えないです。
「ニュースの速報・報道」も「百科事典の編纂・編集」も、やっていることは情報の公開でしょう。
違いは、
  • ニュースの速報・報道: 情報の新鮮さが最大の意味を成す発表。
  • 百科事典の編纂・編集: 情報の普遍さが最大の意味を成す発表。
というと何となく伝わるでしょうか。

あるいは特に、企業の不祥事の場合、時事情報である間はたいてい「疑いがかけられて、調査中」であり、不祥事だと推定して、あるいは不祥事だと報道されたことを記事に書き加えた場合、名誉棄損といわれても文句がいえなくなりますね。せいぜい民間企業に起きた調査などの細事を、ことが起きたらそのたびに書いていけば、版を無駄に重ねるうえに、未確定な事を書いては消してを繰り返すことになり、無意味な編集です。

そもそも、ウィキペディア編集者の中ですらウィキニュースというものをはっきり認識している人が少ないことが、時事ニュースがウィキペディアに書かれる理由ではないでしょうか。
  提案 具体的な対策というか、4半期3か月程度以内でニュース・メディアを騒がせている、いわば「くだんの項目を主題とする記事」に対して、テンプレート「{{ニュース募集中}}」をなどを用意し「Aについてのウィキニュースの原稿を募集中です」と表記するのはどうでしょうか。原稿がすでに作成中であれば、テンプレートのプロパティ「状態」に「編集中とか精査中」とか入れることで、文言を「Aについてウィキニュースで「記事名」を編集中・精査中です」、公開中には文言を「Aについてウィキニュースで「記事名」の続報を募集中です」とか、して、ウィキニュースとの連携を図ることを提案します。
  情報 似た事例として、
  • ウィキペディアやウィクショナリーの未執筆の記事は「赤リンク」。
  • 他言語への翻訳・言語間リンクは「言語の追加」など。
  • ウィキメディア・コモンズは「{{画像募集中}}」など。
が存在しますが、ウィキニュースにもそのようなプロジェクト間の依頼とでもいえる相互作用があってもいいのではないでしょうか。
字引記述に対して「ウィクショナリーへどうぞ」という編集者は多いですが、時事記述に対して「ウィキニュースへどうぞ」という発言をあまりみかけないことも、ウィキペディアの編集者にとってウィキニュースが疎遠にある、議論の解決策に組み込めずにいることの表れでしょう。
あるいは、記事本文で編集についての告知を行うことが自己言及などに触れるならば、代わりに{{Wikinews}}に記述を足すことで、張り付けられたウィキペディアの記事の編集画面(ビジュアルエディター)に警告文が出るようにするとかどうでしょうか。さらには読み手への警告文・記事の問題点の形式で「現在、この記事の一部および全部は、未確定な情報を含む恐れのある現在進行形の情報を含んでいます。ニュースについては、ウィキニュース、Googleニュース、MSNニュース、ヤフーニュース … をご参照ください。」などを設け、特に特筆性があるかどうかに関して未確定の時事ニュースを百科事典に書くことを控えるように周知するのもよいでしょう。

時事情報に関するガイドラインを用意するのも、ちょっと品のない言い方をすると、時事情報をすべてウィキペディアに書き出すようなせっかちさんに「素早く見せることができるガイドライン」として需要があるものだと思います。--シェン,アーナリー,ン,アーバァ.(お気軽に会話ページへご連絡ください) 2023年10月1日 (日) 04:31 (UTC)[返信]