Wikipedia:良質ピックアップ/白綾地秋草模様小袖

白綾地秋草模様小袖は、1704年から翌1705年頃に尾形光琳が後援者であった江戸深川の材木商、冬木弥兵治政卿の妻、だんのために肉筆でデザインした小袖とされている。尾形光琳の特徴を良く現わした作品であり、元禄時代初頭から流行した手書きによるデザインの描絵小袖の数少ない残存例であることが評価され、1974年に重要文化財に指定されている……