yosugala(ヨスガラ)は、日本の女性4人組アイドルグループ。2022年デビュー。we-B studiosとsakebiが共同で手がけるアイドルプロジェクトWEXSがプロデュースするグループとして活動している。

yosugala
出身地 日本の旗 日本
ジャンル J-POP
活動期間 2022年 -
レーベル
  • -
事務所
  • we-B studios
  • sakebi
共同作業者
公式サイト yosugala2022.ryzm.jp
メンバー
  • 君島凪
  • 黒坂未来
  • 未白ちあ
  • 汐見まとい
yosugala
YouTube
チャンネル
活動期間 2022年 -
登録者数 1.36万人
総再生回数 2,040,780回
チャンネル登録者数・総再生回数は
2024年3月27日時点。
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概要 編集

PassCodeを筆頭にKolokolAxelightを手がける大阪の事務所we-B studiosと、uijinraymayが所属していた[注 1]東京のsakebiによる共同プロジェクト「WEXS(ウィクス)」が運営するグループとして結成され、2022年6月にデビュー[1]。 結成にあたってはメンバーオーディションと並行してマネジメントスタッフ、楽曲やグラフィックのクリエイターの公募が行われた[2]

グループ名となっている「終夜(よすがら)」は「一晩中、夜通し」を意味する言葉であり、「ずっと夜のような日々が続いても、一晩中夢を見たい」という思いが込められている[3]

音楽性 編集

ロックバンドAliAのメンバーと、PassCodeのサウンドプロデューサー平地孝次を中心とするチームの大きく分けて2つのクリエイターチームが楽曲を制作している。

AliAからは主として彼らのバンド編成に沿ったキーボードやバイオリンが特徴的なサウンドのロック・ポップスの楽曲が、平地からは平地の得意とするシンセサイザーを多用したラウドなロックサウンドの楽曲が提供されており、それらの融合したバラエティ豊かな楽曲群がグループの強みの一つとなっている[4][5]

メンバーの汐見まといは、「バラバラな性格ながらも愚直で芯のある点が共通している4人が、yosuglaの楽曲を歌うことでひとつになる」という様子を指してグループの特徴を「不器用一生懸命エモ」である、と評している[6]


メンバー 編集

名前 読み 生年月日 身長 備考
黒坂 未来 くろさか みく 10月24日
  • プロジェクトに最初に参加したメンバー。
  • 一度一般の社会人として就職しており、働きながらオーディションを3つほど受けるも落選。その縁から誘われていた2つのグループのうち片方を蹴って、後にyosugalaとなるプロジェクトに所属することを選んだ[6]
名前 読み 生年月日 身長 備考
汐見 まとい しおみ まとい 11月20日 ミスiD2021フォトジェニック賞
  • 早稲田大学出身。
  • 大学生時代にコンセプトカフェでアルバイトをしており、スカウトを受けてプロジェクトに参加した。
  • グラビアアイドルとしても積極的に活動しており、自称「グラビアに抵抗がなく、生まれつきグラビアができる人間」であるという[7]
  • 君島とはバンドサークルを通じて知り合った、活動前からの友人[8]
名前 読み 生年月日 身長 備考
君島 凪 きみしま なぎ 6月15日 159cm
  • プロジェクトに最後に参加したメンバー。4人組の最後の1人がなかなか決まらず1年半ほどが経過、適格な新メンバーに「懸賞金」がかけられるほどの事態になっていたところ、汐見が友人であった君島を「酔った勢いで」勧誘し加入が決まった[4][6]
  • 両親にアイドル活動をひた隠しにしており、2024年春からは一般企業に就職することにしているが、実際は内定を蹴ってyosugalaでの活動を行なっている。
名前 読み 生年月日 身長 備考
未白 ちあ みしろ ちあ 2月23日 160cm ミスiD2021永遠少女賞[注 2]
  • 最年少メンバー[9]
  • 女子美術大学出身。
  • 事務所の先輩にあたるuijinのファンであった。アイドルに憧れつつも大学進学後は特にオーディション等を受けていなかったところ、スカウトを受けてプロジェクトに参加した[6]
  • 好きなものは、明太子、いくら、ハロプロ、海、雪である。

略歴 編集

2021年 編集

3月22日、we-B studiosとsakebiによる共同プロジェクト「WEXS」の始動を発表。アイドルグループのメンバーと、マネジメントスタッフ、映像や楽曲のクリエイターの募集が開始された。

5月、黒坂未来、汐見まとい、未白ちあの3名が顔合わせ[4]

2022年 編集

5月15日、公式Twitterアカウントが始動。デビューライブ「ヨモスエダカラ」の開催を発表。

6月2日、メンバー4人とアーティスト写真を公開。

6月22日、恵比寿LIQUIDROOMにてデビューライブ「ヨモスエダカラ」を開催。we-B studiosの先輩であるKolokolと、元uijin[注 1]ありぃが手がけるPRSMINを迎えてのデビューとなった[10]

12月4日、初のワンマンライブとなる『yosugala 1st oneman live「progress the night」』を渋谷Spotify O-Crestで開催。

2023年 編集

4月16日、大阪・阿倍野ROCKTOWNにてワンマンライブ「progress the night osaka」を開催。

5月20日、自身初となるフルアルバム「ヨモスガラ」を配信リリース。

6月22日、デビュー1周年の記念日に『yosugala - ONE MAN LIVE -「ヨモスエダカラ」』をSpotify O-WESTで開催。9月から10月にかけて自身初となる東名阪QUATTOROワンマンツアーを開催することを発表した[11]

8月3日、フジテレビ「ねる、取材行ってきます」に出演。地上波テレビ放送デビューを果たす。

9月16日、「yosugala QUATTRO tour2023」名古屋公演を名古屋CLUB QUATTROにて開催。

翌9月17日、大阪公演を梅田CLUB QUATTROにて開催。

10月22日、SHIBUYA CLUB QUATTROにて東名阪ツアーファイナル公演を開催。同ツアーは全公演完売での完走となった[12]

2024年 編集

1月5日、全国7都市を巡る全国ツアー「-yosugala tour2024-」の開催を発表。

2月16日、2ndアルバム「ヨモスガラ2」を配信リリース。

2月18日、デビューの地・恵比寿LIQUIDROOMにて『yosugala oneman live「progress the night -LIQUIDROOM-」』を開催。全国ツアーのファイナル公演として東京Spotify O-EASTでのワンマンライブ開催を発表した[13]

楽曲制作体制 編集

上述の通り楽曲制作は大きく分けて2つのチームにより行われている。

AliAからはGt.のERENがEREN from AliA名義で過半の曲の作編曲を、Key.のTKTがTKT from AliAの名義で作詞を行なっており、メインコンポーザー・メイン作詞家の立ち位置となっている[14][15]

AliA提供楽曲ではVn. RINAやBa. SEIYAもトラックのレコーディングにスタジオミュージシャンとして参加している他、Vo. AYAMEがAYAME from AliAとして作詞で参加する場合がある[16][17]

平地孝次による作編曲楽曲では、多くの場合we-B studios社長の法橋昂広が作詞をおこなっている他、sakebi所属・uijinのありぃが作詞家として参加している。また、PassCodeバンドでベースを演奏している加納誠人らがレコーディングでの演奏を務めている。

「スペードのエース」では平地が作編曲を、法橋とTKTが共作詞を行っている他、AliAによる提供曲で加納がベースを演奏する場合もある[18]など、両チーム間を跨いだ共同制作も行われている。

ディスコグラフィ 編集

個別に出典の記載がないものは公式サイトのディスコグラフィーを参照[19]

楽曲一覧 編集

曲名 作曲/編曲 作詞 備考
prologue EREN from AliA AYAME from AliA お披露目前に一部公開された最初の楽曲。
僕のわがまま EREN from AliA TKT from AliA お披露目前に一部公開されたデビュー楽曲の一つ。
オヒメサマ? EREN from AliA TKT from AliA お披露目前に一部公開されたデビュー楽曲の一つ。
会心の一撃 EREN from AliA TKT from AliA お披露目前に一部公開されたデビュー楽曲の一つ。
Canvas EREN from AliA TKT from AliA お披露目前に一部公開されたデビュー楽曲の一つ。
indigo 平地 孝次 法橋 昂広、ありぃ
エスカレート EREN from AliA TKT from AliA
オトギバナシ EREN from AliA TKT from AliA
夜明けの唄 EREN from AliA TKT from AliA 自身初となるMVが制作された[20]
スペードのエース 平地 孝次 TKT from AliA、法橋 昂広
四葉のクローバー EREN from AliA TKT from AliA
バカばかC EREN from AliA TKT from AliA
ひとりごと EREN from AliA TKT from AliA
となりどうし EREN from AliA TKT from AliA
僕に願いを EREN from AliA TKT from AliA ミュージックビデオ[21]
嘘とか愛とか EREN from AliA TKT from AliA
Sparkle 平地 孝次 法橋 昂広
〇✕ゲーム EREN from AliA TKT from AliA
aspiration EREN from AliA TKT from AliA
ソラノナミダ 平地 孝次 法橋 昂広
裸足のまま EREN from AliA TKT from AliA
ムチャクチャ EREN from AliA TKT from AliA
ろーるぷれいんぐ EREN from AliA TKT from AliA
弱い僕 EREN from AliA TKT from AliA
My Dear 平地 孝次 法橋 昂広

シングル 編集

No. タイトル 発売日 収録曲 備考
1 prologue 2022年7月29日(配信開始)
  1. prologue
2 僕のわがまま 2022年7月30日(配信開始)
  1. 僕のわがまま
3 indigo 2022年8月5日(配信開始)
  1. indigo
4 オヒメサマ? 2022年8月12日(配信開始)
  1. オヒメサマ?
5 会心の一撃 2022年8月19日(配信開始)
  1. 会心の一撃
6 Canvas 2022年8月26日(配信開始)
  1. Canvas
7 エスカレート 2022年10月8日(配信開始)
  1. エスカレート
8 オトギバナシ 2022年10月22日(配信開始)
  1. オトギバナシ
9 夜明けの唄 2022年12月30日(配信開始)
  1. 夜明けの唄
10 スペードのエース 2023年1月20日(配信開始)
  1. スペードのエース
11 四葉のクローバー 2023年1月24日(配信開始)
  1. 四葉のクローバー
12 僕に願いを 2023年9月13日(配信開始)
  1. 僕に願いを
12 嘘とか愛とか 2023年9月15日(配信開始)
  1. 嘘とか愛とか
13 Sparkle 2023年9月23日(配信開始)
  1. Sparkle
14 〇✕ゲーム 2023年10月11日(配信開始)
  1. 〇✕ゲーム
15 aspiration 2023年12月06日(配信開始)
  1. aspiration

アルバム 編集

No. タイトル 発売日 規格 品番 収録曲 備考
1 ヨモスガラ 2023年5月20日(配信開始) 配信 PA00117229-0-1
1' ヨモスガラ 2024年2月18日(入場特典) CD(紙ジャケ仕様) PA00117229-0-1 ワンマンライブ『yosugala oneman live「progress the night -LIQUIDROOM-」』会場限定入場者特典・非売品
2 ヨモスガラ2 2024年2月16日(配信開始) 配信 PA00136560-0-1

ライブ 編集

個別に出典の記載がないものは公式X参照[22]

ワンマンライブ 編集

公演名 開催日 会場 備考
yosugala 1st oneman live「progress the night」 2022年12月4日 東京・Spotify O-Crest
yosugala oneman live「progress the night osaka」 2023年4月16日 大阪・阿倍野ROCKTOWN
yosugala - ONE MAN LIVE -「ヨモスエダカラ」 2023年6月22日 東京・Spotify O-WEST
yosugala QUATTRO tour2023 名古屋公演 2023年9月16日 愛知・名古屋CLUB QUATTRO
yosugala QUATTRO tour2023 大阪公演 2023年9月17日 大阪・梅田CLUB QUATTRO
yosugala QUATTRO tour2023 東京公演 2023年10月22日 東京・SHIBUYA CLUB QUATTRO
yosugala oneman live「progress the night -LIQUIDROOM-」 2024年2月18日 東京・恵比寿LIQUIDROOM

主催ライブ 編集

「night is young!」と題した主催ツーマン/スリーマンを不定期かつ継続的に開催している。

公演名 開催日 会場 出演者 備考
yosugala 「ヨモスエダカラ」 2022年6月22日 東京・恵比寿LIQUIDROOM

Kolokol

PRSMIN

デビューライブ
night is young! vol.1 2022年11月9日 東京・渋谷milkyway

COMIQ ON!

クロスノエシス

night is young! vol.2 2022年11月22日 東京・新宿MARZ

THE ORCHESTRA TOKYO

night is young! vol.3 2023年1月15日 東京・渋谷milkyway

situasion

airattic

night is young! vol.4 2023年4月23日 東京・渋谷club asia

INUWASI

night is young! summer vol.1 2023年8月13日 東京・渋谷Spotify O-Crest

二丁目の魁カミングアウト

night is young! summer vol.2 2023年8月14日 東京・渋谷Spotify O-Crest

PIGSS

night is young! summer vol.3 2023年8月16日 東京・渋谷Spotify O-Crest

群青の世界

美味しい曖昧

RAYが出演キャンセルとなり、美味しい曖昧が急遽出演
night is young! vol.5 2023年11月11日 東京・渋谷Spotify O-Crest

太陽と踊れ 月夜に唄え

Ringwanderung

night is young! vol.6 2023年11月18日 東京・白金高輪SELENE b2 #2i2
night is young! vol.7 2023年11月18日 大阪・梅田Banana Hall

ナナランド

まねきケチャ

night is young! vol.8 2024年1月14日 大阪・梅田Banana Hall Ringwanderung
night is young! vol.9 2024年1月20日 東京・白金高輪SELENE b2 CANDY TUNE
night is young! vol.10 2024年5月16日 大阪・心斎橋BIGCAT 我儘ラキア

脚注 編集

注釈 編集

  1. ^ a b uijinはyosugalaのデビュー当時活動終了状態にあったが、後に活動を再開した。
  2. ^ 実行委員長の小林司による独自の賞。

出典 編集

  1. ^ we-B studios&sakebiプロデュースの新アイドルグループ・yosugala、LIQUIDROOMでデビュー”. ぴあ音楽. 2024年3月27日閲覧。
  2. ^ 「sakebiのたまき氏と「WEXS」(ウィクス)というプロジェクトやります。」法橋 昂広によるツイート”. X. 2024年3月27日閲覧。
  3. ^ ねる、取材行ってきます〜TOKYO アイドルタイムズ〜第8回 (テレビ番組). 関東: フジテレビ. 3 August 2023.
  4. ^ a b c チケット争奪戦の新鋭アイドル・yosugala「酔った勢いで友達をグループに勧誘しました」”. ENTAME next. 2024年3月29日閲覧。
  5. ^ 「yosugalaの大躍進を支える大きな要素のひとつは楽曲の力。バラエティ豊かでありながら、存在感の薄い曲が本っ当にひとつも存在しない。」|yosugalaが駆け上がる成功への階段、結成1周年記念ライブO-WEST公演でみせた力強さ”. SPICE. 2024年3月29日閲覧。
  6. ^ a b c d yosugalaロングインタビュー|アイドルシーンを駆け上がるニューカマー、2ndアルバム携え全国へ”. 音楽ナタリー. 2024年3月29日閲覧。
  7. ^ 顔面強すぎと話題のアイドル yosugala「グラビアに抵抗はないし生まれつきできる人間なんです」”. ENTAME next. 2024年3月29日閲覧。
  8. ^ 汐見まといのツイート”. X. 2024年3月29日閲覧。
  9. ^ 「@yosugala_infoの最年少」|未白ちあのプロフィール”. X. 2024年3月30日閲覧。
  10. ^ we-B studios&sakebiプロデュースの新アイドルグループ・yosugala、LIQUIDROOMでデビュー”. ぴあ音楽. 2024年3月30日閲覧。
  11. ^ 【🆕初のワンマンツアーが決定🆕】|yosugalaのポスト”. X. 2024年3月30日閲覧。
  12. ^ yosugalaのポスト”. X. 2024年3月30日閲覧。
  13. ^ Spotify O-EASTでのツアーファイナルの開催が決定!|yosugalaのポスト”. X. 2024年3月30日閲覧。
  14. ^ ERENのポスト”. X. 2024年3月30日閲覧。
  15. ^ TKTのツイート”. X. 2024年3月30日閲覧。
  16. ^ RINAのポスト”. X. 2024年3月30日閲覧。
  17. ^ yosugalaのツイート”. X. 2024年3月30日閲覧。
  18. ^ 加納誠人のポスト”. X. 2024年3月30日閲覧。
  19. ^ Discography”. yosugala公式サイト. 2024年3月30日閲覧。
  20. ^ yosugala - 僕に願いを”. YouTube. 2024年3月30日閲覧。
  21. ^ yosugala - 夜明けの唄”. YouTube. 2024年3月30日閲覧。
  22. ^ yosugala公式X”. X. 2024年3月30日閲覧。

外部リンク 編集