ツブラ島
長崎県、五島列島にある無人島
ツブラ島(つぶらじま)とは、長崎県五島市にある無人島。明治時代以降に2度にわたり入植により集落が存在したことがある[1]。
ツブラ島 | |
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ツブラ島の空中写真。 国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成(2014年5月10日撮影) | |
所在地 | 日本 |
所在海域 | 東シナ海 |
座標 | 北緯32度46分7.09秒 東経128度57分36.81秒 / 北緯32.7686361度 東経128.9602250度座標: 北緯32度46分7.09秒 東経128度57分36.81秒 / 北緯32.7686361度 東経128.9602250度 |
面積 | 1.47 km² |
最高標高 | 276 m |
プロジェクト 地形 |
概要
編集伊福貴から見ると大きな富士山型で殻にこもったカタツムリの形、本窯からは頭を伸ばしたカタツムリの形に見える。
1913年編纂の長嵜縣南松浦郡郷土地誌では「圓島」と表記されている[1]。旧南松浦郡樺島村で1957年(昭和32年)に旧福江市に編入された[1]。
歴史
編集ツブラ島には1868年(明治元年)頃に初めての入植があったとされている[1]。
その後、奈留島や福江島からの入植者があり、1949年(昭和24年)には14世帯118人が居住していた[1]。椛島で揚繰網漁業が繁栄していた頃で漁業関連の入植だったとみられるが、揚繰網の衰退とともに昭和30年代前半には再び無人島となった[1]。
脚注
編集- ^ a b c d e f 田和正孝「五島列島椛島における漁業の変化過程」『人文論究』第30巻第3号、関西学院大学、1980年、107-141頁、hdl:10236/5318、CRID 1050001202537737472。 |ISSN=0286-6773
参考文献
編集- 『日本の島ガイド SHIMADAS(シマダス)』第2版、2004年7月、財団法人日本離島センター、ISBN 4931230229
- 「長嵜縣南松浦郡郷土地誌」1913年3月、doi:10.11501/3461901、NDLJP:3461901。