草場滋
略歴
編集福岡県立城南高等学校在学中の1983年、津田真一、小田朋隆らと、同校水泳部内に「第5の泳法」を開発するチームを結成し、草場は代表を務める。この草場・津田・小田から成るチームは「指南役」と名乗り、現在に至るまでエンタテインメント企画集団として活動している。草場個人のTwitterアカウント名も「指南役」である。高校時代の同級生に草野マサムネがいた。
1998年「フジテレビ・バラエティプランナー大賞」グランプリ獲得。以後、同局のバラエティ番組を中心に構成作家の活動を始める。
1999年、ホイチョイ・プロダクションズにブレーンとして正式参加[1][2]。漫画『気まぐれコンセプト』の構成、映画『メッセンジャー』パンフレット企画構成、映画『バブルへGO!! タイムマシンはドラム式』原作協力・パンフレット企画構成など、ホイチョイ・プロダクションズの制作物に関わっている。
代表作
編集テレビ番組
編集- 笑う犬の生活(フジテレビ、1999年)構成
- Run for money 逃走中 → クロノス(フジテレビ)
- シザーズリーグ(フジテレビ、1999年)構成
- 「マジ!? フジ」キャンペーン(フジテレビ:ホイチョイ・プロダクションズと共同、1999年)企画
- 百年クイズ(東海テレビ、1999年)構成
- ガチャガチャポン!(フジテレビ)
- さぁ、日本を見よう!(BS日テレ、2006年)企画構成
- いまどこ!?(テレビ朝日、2001年)企画構成
- 2001円宇宙の旅(日本テレビ、2000年)脚本
- プレイヤーズ(日本テレビ、2000年)構成
- King of Quiz(BS日テレ:ホイチョイ・プロダクションズと共同、2000年)企画構成
- 東京007(フジテレビ:ホイチョイ・プロダクションズと共同、2001年)脚本
- メディア横断キャンペーン「黄色い箱の謎」(ホイチョイ・プロダクションズと共同、2004年)企画構成
- 逃走中(BSフジ、2004年)企画構成
- 石坂浩二のフランス西海岸の旅(フジテレビ、2006年)企画構成
- 21世紀の歴史(日本テレビ:ホイチョイ・プロダクションズと共同、2008年)脚本
- 潜水艦カッペリーニ号の冒険(2022年1月3日、フジテレビ)脚本協力
映画
編集- バブルへGO!! タイムマシンはドラム式(2007年)原作参加
雑誌・ニュースサイト連載
編集- 2019年のビッグマック(「TVステーション」誌の連載。著者は上に同じ)
- テレビ証券(日経エンタテインメント!連載)
- 指南役のTVコンシェルジュ
- タイムウォーカー(テレビ・ステーション誌)
- 確定未来(テレビ・ステーション誌)
- 2019年のビッグマック(テレビ・ステーション誌、2005年~2007年)
- プランナー市場(フロムA誌)
- 草場滋のあしたの普通(日経トップリーダー、2009年)
- 買う5秒前(販促会議、2009年)
- 勝手にプレゼンテーション(フロムA誌、2001年~2002年)
- 17年後(フロムA誌、2002年~2003年)
著書
編集- タイムウォーカー 〜時間旅行代理店〜(ダイヤモンド社、ISBN 447895058X)
- 「TVステーション」誌の連載をまとめたもの。
- キミがこの本を買ったワケ(扶桑社、2007年2月)
- 透明人間の買いもの(扶桑社、2007年11月)
- 2019年のビッグマック(ダイヤモンド社、2007年12月)
- 空気のトリセツ(ポプラ社、2008年7月)
- 『考え方』の考え方 すぐれた企画は30秒で伝わる(大和書房、2008年10月)
- 幻の1940年計画―太平洋戦争の前夜、“奇跡の都市”が誕生した(アスペクト、2009年3月)
- 『サービス』をサービス!(大和書房、2009年7月)
- 時間マニュアル(PHP研究所、2010年1月)
- 情報は集めるな!(マガジンハウス、2010年3月)
- 一流の仕事人が大切にしている11のスタンダード(実務教育出版、2010年12月)
- テレビは余命7年(大和書房、2011年9月)
- 買う5秒前(宣伝会議、2015年2月)
- 絶滅企業に学べ! 今はなき人気企業に学ぶ10の「勝因」と「敗因」(大和書房、2015年3月)
- 「朝ドラ」一人勝ちの法則 (光文社、2017年9月)
外部リンク
編集- 指南役
- 草場滋 (@cynanyc) - X(旧Twitter)
- 指南役のTVコンシェルジュ
- ホイチョイ・プロダクションズ