野村一夫

日本の社会学者

野村 一夫(のむら かずお、1955年 - )は、日本社会学者文学修士[1]國學院大學経済学部教授。関心領域は、社会理論・メディア文化論・知識社会学・高等教育情報倫理

野村 一夫
(のむら かずお)
人物情報
生誕 1955年(68 - 69歳)
日本の旗 日本大阪府
国籍 日本の旗 日本
出身校 創価大学文学部社会学科
創価大学大学院文学研究科
学問
研究分野 知識の社会理論
役割理論
社会学教育
メディアコミュニケーション
ダブルスタンダード
医療社会学
ネット文化論
大人論
メディア教育
知の理論
研究機関 國學院大學
学位 文学修士 創価大学
学会 日本保健医療行動科学会
日本社会学会
日本マスコミュニケーション学会
日本社会学史学会
情報通信学会
日本社会情報学会
情報メディア学会
公式サイト
socius
脚注
テンプレートを表示

経歴

編集

大阪府出身。法政大学日本大学立教大学などおよそ20キャンパスの非常勤講師を経て2001年に國學院大學特任教授、2004年から現職。

論文

編集

単著

編集
  • 「社会学を伝えるメディアの刷新」『社会学評論』232 日本社会学会(発売 有斐閣)平成20年3月
  • 「デジタル・アーカイブスの冗長性とオープン性-大原社研での公開作業をめぐって」『Computer & Education』Vol.18 CIEC発行、東京電機大学出版局発売 平成17年6月
  • 「社会学の終わりとジンメル的エートス-ディシプリン的知識空間をめぐって」『高野山カンファレンス2004デュルケーム=ジンメル合同研究会報告書』ジンメル研究会・デュルケーム/デュルケーム学派研究会 平成17年3月
  • 「ネットワーク時代の情報倫理とインフォアーツ」『看護展望』Vol.29 No.4(2004年3月号)平成16年3月
  • 「ネットワーク時代における社会学教科書の可能性」『フォーラム現代社会学』第2号 関西社会学会発行、世界思想社発売 平成15年5月
  • 「近未来インターネットの人間的条件」『教育と医学』2001年7月号 慶應義塾大学出版会 平成13年7月
  • 「インフォテック対インフォアーツ-インターネット関連言説における構図転換のための試論」『生活協同組合研究』vol.305 生協総合研究所 平成13年6月
  • 「健康の批判理論序説」『法政大学教養部紀要』第113・114号 自然科学・社会科学編 平成12年2月
  • 「ウェッブが壊す学習の構図」『コンピュータ&エデュケーション』Vol.6 コンピュータ利用教育協議会CIEC、柏書房 平成11年5月
  • 「インターネットと大学教育のクロスロードで」 『IDE・現代の高等教育』民主教育協会 平成9年8月
  • 「個人ホームページの力、電子メールの力-社会学専門ウェッブSOCIUSの経験から」 『日本語学』第15巻第12号 明治書院 平成8年11月
  • 「ダブル・スタンダードの理論のために」『法政大学教養部紀要』98号 平成8年2月
  • 「ジンメルと役割理論-受容史的接近」『社会学史研究』第9号 日本社会学史学会 昭和62年6月
  • 「社会学的反省の理論としてのジャーナリズム論」『新聞学評論』第36号 日本新聞学会 昭和62年4月

共著

編集
  • 「病気と健康の日常的概念の構築主義的理解」『第4回健康文化研究助成論文集』財団法人明治生命厚生事業団 平成10年3月
  • 「インターネットにおけるコミュニケーションはそこに集まる人々にとってどのような意味を持つのか」『情報処理学会研究報告97-H1-73』(『学術刊行物情処研報』Vol.97,No.63) 平成9年7月

著書

編集

単著

編集
  • 『ゼミ入門─大学生の知的生活第一歩』文化書房博文社 平成26年12月
  • 『未熟者の天下-大人はどこに消えた?』 青春出版社(青春新書インテリジェンス)平成17年12月
  • 『子犬に語る社会学』洋泉社 平成17年1月
  • 『インフォアーツ論-ネットワーク的知性とはなにか?』洋泉社 平成15年1月
  • 『社会学感覚【増補版】』 文化書房博文社 平成10年4月
  • 『インターネット市民スタイル【知的作法編】』論創社 平成9年2月
  • 『社会学の作法・初級編-社会学的リテラシー構築のためのレッスン』文化書房博文社
  • 『リフレクション-社会学的な感受性へ』文化書房博文社 平成6年7月
  • 『社会学感覚』文化書房博文社 平成4年3月

共著

編集
  • 國學院大學研究開発推進センター渋谷学研究会・田原裕子編著『渋谷らしさの構築』雄山閣 平成27年
  • 『談100号記念選集』水曜社 平成26年11月
  • 早川洋行編著『よくわかる社会学史』ミネルヴァ書房 平成23年4月
  • 飯島裕一編著『健康不安社会を生きる』岩波書店(岩波新書) 平成21年10月
  • 『子犬に語る社会学・入門』(洋泉社 MOOKシリーズ StartLine 2)洋泉社 平成15年11月
  • 『健康ブームを読み解く』青弓社 平成15年7月
  • 佐藤純一編『100問100答 医療のふしぎ』河出書房新社 平成13年10月
  • 『文化現象としての癒し』メディカ出版 平成12年10月
  • 『日本の広告における健康言説の構築分析』財団法人吉田秀雄記念事業財団研究助成報告書 平成11年3月
  • 『社会学のプロフィール』八千代出版 平成7年4月
  • 『マックス・ウェーバー宗教社会学関係文献目録』文化書房博文社 平成元年10月

編著

編集
  • 法政大学大原社会問題研究所編、梅田俊英著『ポスターの社会史-大原社研コレクション』ひつじ書房 平成13年10月
  • 『健康論の誘惑』文化書房博文社 平成12年10月
  • アルノルト・ツィンゲルレ『マックス・ウェーバー-影響と受容』恒星社厚生閣 昭和60年3月
  • イヴ・ランベル「最大利益追求システムとしての宗教」『東洋学術研究』第31巻第1号 東洋哲学研究所 平成4年2月

資料

編集
  • 『ゼミ入門』の「著者紹介」による。この部分はhttp://www.nomurakazuo.jp/?page_id=12に「自己紹介」として掲載されている。業績の詳細は國學院大學公式サイトのhttps://www7.kokugakuin.ac.jp/k-read/index.cfm?fuseaction=kread.menuで検索して確認できる。

関連項目

編集

脚注

編集
  1. ^ 野村一夫 國學院大學教員紹介 2022年2月閲覧

外部リンク

編集