ハルトムート・クルーク
ハルトムート・クルーク(Hartmut Klug、1928年9月9日 - 2019年7月24日[1])は、ドイツの作曲家、指揮者。
ドレスデン出身。ドレスデン音楽大学で作曲、指揮、ピアノを学び、1949年に卒業した。在学中からピアノ伴奏者として活動していた。1950年にRIASの作曲家兼アレンジャーとなり、翌年にはエッセンの民族舞踊劇場の音楽監督に就任した。1953年にはパリに留学し、パリ国立高等音楽・舞踊学校で室内楽と指揮を学んだ。
1955年より1969年までヴッパータールの歌劇場でコレペティートルやカペルマイスターとして働いた。さらに1974年から1991年までラインラント州立音楽大学(後にケルン音楽大学に改名)の教授を務めた。
アマチュアオーケストラ、マンドリンオーケストラ、合唱団、室内楽団の指導に尽力していることで知られている。
作品
編集マンドリンオーケストラ
編集- 7つのバラード
- インド組曲
- 口琴協奏曲
脚注
編集- ^ “Bund deutscher Zupfmusiker, Landesverband Rheinland-Pfalz” (ドイツ語). Bund deutscher Zupfmusiker. (2019年7月27日) 2019年8月1日閲覧。
参考文献
編集- Hartmut Klug – ein Leben für die Kunst. In: Concertino 1/2009, S.43
- Siegfried Büttner: Scherenschnittkünstler als Multitalent. Hartmut Klug zum 75. Geburtstag: In: Concertino 2/2004, S.62