ケリー篠沢
日本の漫画家
ケリー篠沢(ケリー しのざわ、Kelly Shinozawa)は、日本の女性漫画家。以前は篠沢こずみ名義で活動していた。愛知県豊田市出身。名古屋造形芸術短期大学ビジュアルデザインコース卒業[1]。
ケリー篠沢 | |
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生誕 | 日本・愛知県豊田市 |
国籍 | 日本 |
職業 | 漫画家 |
活動期間 | 1990年 - |
ジャンル | 少女漫画・キリスト教漫画 |
代表作 | 救世主(メシア)―人類を救いし者 |
受賞 | 後述 |
公式サイト | [1] |
経歴
編集篠沢こずみ名義で活動を開始し、『今こうして目を閉じれは…』で1990年に『りぼんオリジナル』(集英社)秋の号でデビュー。主に少女向けの作品を手がけ、『りぼん』(集英社)などで活躍した。
2002年にアメリカのニューヨークへ移り住み、パーソンズ美術大学のcertificate programでグラフィックデザインを学んだ。ルームメイトの影響でキリスト教に改宗し、2004年6月にマンハッタンの日米合同教会JAUCで洗礼を受けた[1]。
2008年よりペンネームをケリー篠沢に改名して、主にキリスト教関連の漫画作品を発表するようになる。代表作の『救世主(メシア)―人類を救いし者』(英語タイトル「MANGA MESSIAH」)は、33カ国以上で出版されている[1]。
作品
編集漫画
編集- フィリップ・ホギンズの森 ISBN 9784088536446(集英社、1992年12月1日) - 篠沢こずみ名義
- 人形の館 ISBN 9784088537061(集英社、1993年12月) - 篠沢こずみ名義
- 銀の里 ISBN 9784088560014(集英社、1997年1月) - 篠沢こずみ名義
- 男女共同参画啓発マンガ「ジェンダーってなに?」(豊田女性センター) - 篠沢こずみ名義。全3巻
- みんなの聖書・マンガシリーズ(日本聖書協会) - 「聖書新共同訳」準拠
- 救世主(メシア)―人類を救いし者〈新約聖書 1〉(2008年)
- 使徒(アポストロス) ―遣わされし者たち〈新約聖書 2〉(2008年)
- THE SEARCH(CCC出版、2010年)
- リスクライド(CCC出版、2012年)
- 聖書と古代中国の7つの謎 (スマイルブックス 2016年)
- ゴスペルコミックシリーズ 旧約編(いのちのことば社)
- マンガジェネシスI 天地創造(2013年5月)
- マンガジェネシスII 大洪水(2014年6月)
- マンガジェネシスⅢアブラハム契約 (2017年12月)
イラスト
編集受賞
編集賞歴 | ||
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セレモニー | 部門・賞 | 受賞作品 |
第24回りぼん新人漫画大賞 (1990年) | 佳作 | 今こうして目を閉じれば… |
(りぼんオリジナル秋の号) | SB(シーズンベスト)賞 | |
ベルギーのコミックフェスティバル(2009年) | ガブリエル賞 | 救世主(メシア) ―人類を救いし者 |
アングレーム国際漫画祭(2010年) | クリスチャン漫画部門最優秀賞 |