山口孝
日本の会計学者
山口 孝(やまぐち たかし、1927年4月8日[1] - )は、日本の会計学者、明治大学名誉教授、学校法人東京家政学院理事長[2]、公益財団法人政治経済研究所理事長[3]。専門は、会計学、経営分析論、会計監査論。
愛知県生まれ。明治大学大学院(旧制)商学研究科に学び、愛知県立松蔭高等学校教諭を経て[4]、1952年、明治大学商学部助手補。1956年に専任講師、1959年に助教授、1965年に教授へと昇任。その後、商学部産業経営学科長、学生部長、学務常勤理事などを歴任した[5]。
2008年6月、利谷信義の後任者として、学校法人東京家政学院(東京家政学院大学、筑波学院大学、東京家政学院中学校・高等学校などを経営)理事長に就任した[6]。
業績
編集単著
編集- 労働組合の財政活動、労働旬報社(労旬新書)、1967年
- 企業分析―経済民主主義への基礎、新日本出版社、1977年
- 現代会計原理(経営会計全書 (12))、日本評論社、1986年
- ハイテク時代の新しい企業会計・公共会計制度のポイント、東京教育情報センター、2001年
共著
編集- (平井都士夫との共著)国鉄の再生、新日本出版社(新日本新書)、1983年
- (敷田礼二との共著)批判会計学の展開、ミネルヴァ書房、1987年
- (角瀬保雄との共著)現代会計の基礎(現代会計講座)、ミネルヴァ書房、1990年
- (高木史人、西川栄一、歌川学との共著)21世紀型企業の環境保全戦略―企業・行政・消費者のパートナーシップ、水曜社、1996年
- (山口由二・山口不二夫との共著)企業分析―事例による資料の見方から評価・解釈まで、白桃書房、1996年(増補版:2001年)
論文
編集関連人物
編集出典
編集- ^ 『読売年鑑 2016年版』(読売新聞東京本社、2016年)p.350
- ^ “理念・計画 理事長メッセージ”. 東京家政学院. 2012年7月17日閲覧。
- ^ “2012年度 第1回理事会議事録” (PDF). 政治経済研究所 (2012年4月26日). 2012年7月17日閲覧。
- ^ “企業分析―事例による資料の見方から評価・解釈まで”. amazon.co.jp. 2012年7月17日閲覧。
- ^ 浅田毅衛「献呈の辞」『明大商學論叢』第80巻第3-4号、1998年2月25日、NAID 120001439508、2021年12月27日閲覧。
- ^ “基本計画書(筑波学院大学国際学部廃止)” (PDF). 文部科学省. 2012年7月17日閲覧。
- ^ Meiji.net リレーコラム 自由な話し合いから、「考える力」を高めよう「人生で影響を受けた人物」・山口 不二夫・2021年6月29日
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