佐宗鈴夫
佐宗 鈴夫(さそう すずお、1940年[1] - )は、日本の翻訳家。
静岡県生まれ[2]。 1962年早稲田大学仏文科卒業[1]。1965年同哲学科卒業[1]。同大学院仏文科中退[1]。 コピーライターを経て、翻訳家となり[1]、フランス語、英語の翻訳を行う。
翻訳
編集- 『犬橇』(ジョゼ・ジョバンニ、早川書房)1981、のち文庫
- 『トンネル』(アンドレ・ラカーズ、早川書房) 1981
- 『殺人海岸』(ミシェル・グリゾリア、ハヤカワ・ミステリ文庫) 1982
- 『狼たちの標的』(ジョゼ・ジョバンニ,ジャン・シュミット、ハヤカワ文庫) 1983
- 『復讐の狼』(ジョゼ・ジョバンニ、ハヤカワ文庫) 1984
- 『マムシを殺せ』(ジャン・ランボレル、早川書房) 1984
- 『ハンターにまかせろ』(エリック・ソーター、ハヤカワ・ミステリ文庫) 1985
- 『血の誓い 長編スパイ・サスペンス』(デイヴィッド・マレル、光文社文庫) 1986
- 『女神に愛された青年』(E・X・ジルー、早川書房) 1986
- 『地獄の鍵』(ジャック・ヒギンズ、河出文庫) 1987
- 『盗聴者』(フランカム,マグレガー、集英社文庫) 1987
- 『脱走者の勲章』(ロン・マーティン、ハヤカワ文庫) 1988
- 『本命馬』(フランカム,マグレガー、集英社文庫) 1988
- 『石油王国を乗っ取れ!』(フェルナンド・シュワルツ、光文社文庫) 1989
- 『ナッシング・ナチュラル 危険な二人』(ジェニー・ディスキー、河出書房新社) 1989
- 『赤いコーリャン』(ヤー・ディン、[注釈 1]集英社) 1990
- 『第四コーナー殺人事件』(フランカム,マグレガー、集英社文庫) 1991
- 『ぼくの命を救ってくれなかった友へ』(エルヴェ・ギベール、集英社) 1992、のち文庫
- 『黄金の眠る場所』(ダン・オブライエン、早川書房) 1994
- 『ヴァンサンに夢中』(エルヴェ・ギベール、集英社) 1994
- 『犬たち』(エルヴェ・ギベール、集英社) 1995
- 『命の船』(パスカル・ド・デューヴ、集英社) 1995
- 『フランドルの呪画』(アルトゥーロ・ペレス・レベルテ、集英社) 1995、のち文庫
- 『荒野へ』(ジョン・クラカワー、集英社) 1997、のち文庫
- 『パーフェクト・ストーム 史上最悪の暴風に消えた漁船の運命』(セバスチャン・ユンガー、集英社) 1999、のち文庫
- 『屍肉の聖餐』(ユベール・コルバン、集英社文庫) 2001
- 『サンタ・クルスの真珠』(アルトゥーロ・ペレス・レベルテ、集英社) 2002
- 『終わりなき戦いの地』(セバスチャン・ユンガー、集英社文庫) 2003
- 『信仰が人を殺すとき』(ジョン・クラカワー、河出書房新社) 2005
- 『イリュージョン 悩める救世主の不思議な体験』(リチャード・バック、集英社) 2006、のち文庫
- 『アークエンジェル 女王陛下の少年スパイ! アレックス』(アンソニー・ホロヴィッツ、荒木飛呂彦イラスト、集英社) 2007
- 『悪女ジュスティーヌ』(インゲル・フリマンソン、集英社文庫) 2011
- 『世界にひとつのプレイブック』(マシュー・クイック、集英社文庫) 2013
ジョルジュ・シムノン
編集- 『メグレと幽霊』(ジョルジュ・シムノン、河出書房新社) 1976、のち文庫
- 『メグレ夫人と公園の女』(シムノン、河出書房新社) 1977
- 『メグレと殺された容疑者』(シムノン、河出書房新社) 1978
- 『メグレと録音マニア』(シムノン、河出書房新社) 1978
- 『メグレ夫人のいない夜』(シムノン、河出書房新社、メグレ警視シリーズ) 1978
- 『メグレの拳銃』(シムノン、河出書房新社、メグレ警視シリーズ) 1979
パトリシア・ハイスミス
編集- 『妻を殺したかった男』(パトリシア・ハイスミス、河出文庫) 1991
- 『アメリカの友人』(ハイスミス、河出文庫) 1992、のち改版
- 『太陽がいっぱい』(パトリシア・ハイスミス、河出文庫)1993、のち改版
- 『死者と踊るリプリー』(ハイスミス、河出文庫) 2003、のち改版