ペニーワイズ
ペニーワイズ(Pennywise)はエピタフ・レコードに所属するアメリカ合衆国のパンクバンド。ブラック・フラッグやサークル・ジャークス、マイナー・スレット、バッド・レリジョンなどに影響を受けたメンバーにより結成。社会への批判などメッセージ性の強い歌詞と、上記バンドからの影響の強い音楽性が特徴。2007年からMySpaceが運営するMySpace Recordsに移籍。バンド名の由来はスティーブン・キングの小説「IT」に登場するピエロの怪物「ペニーワイズ」から。
Pennywise | |
---|---|
基本情報 | |
出身地 |
アメリカ合衆国 カリフォルニア州 |
ジャンル |
メロディック・ハードコア ハードコア・パンク |
活動期間 | 1988年 - |
レーベル |
エピタフ・レコード MySpace Records |
公式サイト | www.myspace.com/pennywise |
メンバー |
ジム・リンドバーグ (ボーカル) フレッチャー・ドラッグ (ギター) ランディ・ブラッドベリー (ベース) バイロン・マクマキン (ドラムス) ゾリ・テグラス (ボーカル) |
旧メンバー | ジェイソン・サースク (ベース) |
概要・来歴
編集結成時のメンバーはジム・リンドバーグ、フレッチャー・ドラッグ、ジェイソン・サースク、バイロン・マクマキンの4人。1996年にジェイソンが脱退し、ランディ・ブラッドベリーがメンバーに加入。詳細は後述のメンバーの節を参照のこと。
2007年、約10年間在籍していたエピタフ・レコードからMySpace Recordsに移籍。移籍前と変わらず、現在もエピタフ・レコードとの親交は深い。
2009年8月21日、ジム・リンドバーグがペニーワイズからの脱退を表明[1]。
メンバー
編集ジム・リンドバーグ - Jim Lindberg
ボーカル担当。
フレッチャー・ドラッグ - Fletcher Dragge
ギター担当。
ランディ・ブラッドベリー - Randy Bradbury
ベース担当。
バイロン・マクマキン - Byron McMackin
ドラムス担当。
ゾリ・テグラス - Zoltán Téglás
ボーカル担当。(現在長期離脱中)
旧メンバー
編集ジェイソン・サースク - Jason Matthew Thirsk
ベース担当。1996年に脱退。脱退後まもなく酒に酔い自殺してしまい、メンバーはジェイソンの死を深く悲しんだ。彼が亡くなった翌年1997年にリリースしたアルバム『フル・サークル』の最後に収録されている「ブロー・ヒム・トリビュート」という楽曲は、ジェイソンにあてられたものである。彼らはライブの最後に決まってその曲を演奏する。これは彼らがジェイソンへの想いのためでもあるとされる。『ブロー・ヒム』はアメリカ、NHLのアナハイム・ダックスやドイツ、ブンデスリーガのVfBシュトゥットガルトのゴールソングに選曲されたことがある。ジェイソンの実弟のジャスティン・サースクは「98ミュート」というバンドでドラムスを担当し、ペニーワイズの前座などでライブを行っていた。プロデューサーはフレッチャー・ドラッグである。
ディスコグラフィ
編集アルバム
編集- ペニーワイズ - Pennywise (1991年)
- アンノーン・ロード - Unknown Road (1993年)
- アバウト・タイム - About Time (1995年)
- フル・サークル - Full Circle (1997年)
- ストレート・アヘッド - Straight Ahead (1999年)
- ランド・オヴ・ザ・フリー? - Land of the Free? (2001年)
- フロム・ジ・アッシーズ - From the Ashes (2003年)
- ザ・フューズ - The Fuse (2005年)
- リーズン・トゥ・ビリーヴ - Reason to Believe (2008年)
- MySpaceの会員限定で全曲無料ダウンロードが可能。
- オール・オア・ナッシング - All or Nothing (2012年)
- Yesterdays (2014)
- Never Gonna Die (2018)