吉田公平
吉田公平(よしだ こうへい、1942年8月31日- )は、日本の中国哲学者。東洋大学名誉教授。陽明学を研究。専攻は中国哲学、日本近世思想史。
来歴
編集宮城県生まれ。東北大学文学部哲学科卒業。同大学院博士課程中退。1991年「陸象山と王陽明」で東北大学文学博士。九州大学助手、東北大学教養部助教授、1991年広島大学文学部教授を経て、東洋大学教授。2013年定年退任、名誉教授。
著書
編集- 『陸象山と王陽明』研文出版 1990
- 『菜根譚』たちばな出版 タチバナ教養文庫 1996
- 『洗心洞箚記 大塩平八郎の読書ノート』たちばな出版 タチバナ教養文庫(上下) 1998
- 『日本における陽明学』ぺりかん社 1999
- 『陽明学が問いかけるもの』研文出版 研文選書 2000
- 『論語』たちばな出版 タチバナ教養文庫 2000
- 『中国近世の心学思想』研文出版 2012
- 『日本近世の心学思想』研文出版 2013
- 『陽明学からのメッセージ』研文出版 研文選書 2013
編訳・共著
編集記念論文集
編集- 『哲学資源としての中国思想 吉田公平教授退休記念論集』研文出版 2013 - 神田神保町・山本書店の出版部
参考
編集- 「王陽明「伝習録」を読む」著者紹介
- 『現代日本人名録』2002年