高田 真治(たかだ しんじ、1952年6月6日 - )は、日本のテレビプロデューサースカパーJSATホールディングス(スカパーHD)代表取締役会長、スカパーJSAT代表取締役執行役員会長。

日本テレビ放送網のプロデューサーとして活動後、メディア戦略局長、執行役員営業局長などを歴任。スカパーJSAT(旧・スカイパーフェクト・コミュニケーションズ)出向後は同社及び持株会社・スカパーHDの代表取締役社長を務め、2019年より両社の会長に就任している。

人物・経歴 編集

岡山県出身。岡山県立岡山大安寺高等学校一橋大学商学部を卒業後、1976年日本テレビに入社。同期入社に渡辺弘小杉善信清水奈津子(小杉とは大学も同期)などがいる[1]

特命リサーチ200X』、『世界まる見え!テレビ特捜部』、『1億人の大質問!?笑ってコラえて!』などのチーフプロデューサーや、『デスノート』、『まだまだあぶない刑事』、『LOFT ロフト』など日本テレビ製作映画の制作総指揮を務めた。

1997年6月日本テレビ放送網報道局社会部長、1999年6月同社報道局政治部長、2000年10月同社メディア戦略局メディア戦略部長、2002年7月同社メディア戦略局次長[2]

2003年6月にスカイパーフェクト・コミュニケーションズ(現・スカパーJSAT)に出向し、執行役員常務に就任。2005年6月には日本テレビに戻り、メディア戦略局長兼コンテンツ事業局長を務め、2006年からは地上デジタル放送補完再送信審査会委員長も務めた[3]。2007年3月日本テレビ放送網株式会社営業局長、2008年6月日本テレビ放送網執行役員営業局長。テレビ広告費の低下傾向に対し、マーケティングデータ強化により対応[4]。2010年には日テレCM大賞審査委員を務めた[5]

2008年6月には再びスカパーに戻り、スカパーJSATホールディングス・スカパーJSATの代表取締役副社長に就き、2011年4月には両社の代表取締役社長に昇格した。

2014年には株式会社オプティキャストを吸収合併し、スカパーJSATの一般放送事業者化を行った[6]。2015年一般社団法人電気通信事業者協会副会長[7]

主な担当作品 編集

脚注 編集

  1. ^ 「スカパーHD社長に高田氏昇格」日本経済新聞2011/3/10
  2. ^ 「トップインタビュー〜スカパーJSAT 代表取締役 執行役員社長 高田 真治 氏」日経コンピュータ 第841号 2013.8.22
  3. ^ 「地上デジタル放送補完再送信に係る審査会の設立のお知らせ」総務省
  4. ^ 「多メディア時代の営業戦略---営業局長 高田真治」日本テレビ
  5. ^ [1] 「日テレCM大賞2009 キリンビール 商品名<一番搾り キリンフリー>他に決定!」日本テレビ
  6. ^ 「スカパーJSATHD、社長に高田真治氏-秋山社長は退任」日刊工業新聞2011年03月11日
  7. ^ 「会長および副会長の改選について」電気通信事業者協会


先代
藤野隆雄
電気通信事業者協会副会長
2015年 - 2016年
次代
牧俊夫